一見野郎のこれは個人の感想です

こちらは私、一見野郎が周りに気を適当に使いつつアニメ・アニソン・読書等の雑談をするブログです。

Animelo Summer Live15年史勝手に分析 1-2:アニサマ2008~2012の概要

Animelo Summer Live15年史勝手に分析
1-2:アニサマ2008~2012の概要

 

※この企画の記事内では個人名は敬称略で記載しております、ご了承ください。

 

 

Animelo summer Liveは2008年に4年目に突入、この年から大きな変化を迎え、現在のアニサマのフォーマットが固まる事となります。そんなアニサマの2008~2012年の5年間をこのブログでは「ver2」と勝手に呼びます。この「ver2」の5年間について今回は見ていきます。

 

 

1:Animelo Summer Live 2008 -Challenge-

 

会場:さいたまスーパーアリーナ(アリーナモード)

出演者数:34組+シークレット1組

歌唱曲数:40曲+アンコール2曲(DAY1)/38曲+アンコール2曲(DAY2)

主な初出演者

AKINO from bless4:「AKINO with bless4」としての出演は2012年が初

GRANRODEO

田村ゆかり

中村繪里子今井麻美たかはし智秋下田麻美 from THE IDOLM@STER

・May'n

ELISA

Lia

その他特筆すべき出演者

・可憐Girl's

Sound Horizon

黒薔薇保存会堀江由衣が自身のラジオ番組で結成したバンド

・ドメスティック・ラヴバンド:angelaの後輩バンド(という設定のangela

※この年放送されたアニサマに関係するアニメ(2007年秋~2008年夏)

灼眼のシャナII -Second-(07年秋~08年冬)

ef - a tale of memories. (07年秋)

ロザリオとバンパイア(08年冬)

【俗・】さよなら絶望先生(08年冬)

シゴフミ(08年冬)

紅 KURENAI (08年春)

絶対可憐チルドレン(08年春~09年冬)

マクロスF(08年春~夏)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 (08年春~夏)

二十面相の娘(08年春~夏)

ストライクウィッチーズ (08年夏)

※その他特筆事項

・この年から2日間開催

・この年から会場がさいたまスーパーアリーナに変更

・この年から最終日の最後に翌年の開催告知がされるようになる 

 

・会場・日程の変更と拡大

4回目の開催となったアニサマ2008。この年の副題は「Challenge」。「過去の栄光にとらわれず、振り返らず、前を向いて進んでいこう!」「勇気を出して一歩を踏み出そう!」「夢を諦めない!」という意味が込められたこの副題に相応しく、その変化もそれまでと比べて遥かに大きなものでした。

第一に会場が2年間続いていた日本武道館からさいたまスーパーアリーナへと変更になった事です。これによって1日当たりの動員は05年の1万人、06~07年の1万2千人から一気に増加し1万8千人へと増加しました。これ以後現在に至るまで、アニサマさいたまスーパーアリーナでの開催が続いています。

第二に日程が二日間に拡大となった事です。これにより出演者数・観客数・公演時間等が一気に増加、新たなるアーティストの出演等様々な変化が起きアニサマは名実共に世界最大のアニソンライブと呼ぶに相応しい規模へなっていきます。また日程も7月の頭から8月の最終週の土日へと移動し、夏の始まりから終わりを象徴するイベントとなっていきます。

 

・初出演者・初日編

そんな出演者数の拡大について見ていきましょう。07年の出演者は16組+シークレットゲストが1組だったのに対し08年の出演者は主演者が34組+シークレットゲスト1組。ほぼ倍にまで増加していきます。

水樹奈々JAM Project、栗林みな美といった最初からアニサマを支え続けた常連出演者、AKI PROJECTや石川智晶m.o.v.eと言った引き続いての出演者、石田燿子米倉千尋といった昨年は出演していなかった復帰組等様々な出演者がいますが、その中でも最も多かったのが初出演者です。何せシクレを除く34組の出演者の内22組が初出演です。この中にはこの時のみの出演となったアーティストも多くいますが、その翌年以降もアニサマに出演し続け、アニサマを、そしてアニソン業界を支える事となるアーティストもまた多くいました。あまりに多いので初日と二日目に分けます。

初日のOPコラボを水樹奈々と共に担当し、トップバッターを担当したのが田村ゆかりです。既に数多くの作品で主人公を演じ人気声優としての存在を盤石なものとし、声優アーティストとしても日本武道館の単独公演を成功させた田村は初出演ながら水樹とのコラボで「恋せよ女の子」(TVアニメ「極上生徒会」OP)と「アノネ〜まみむめ☆もがちょ」(TVアニメ「まみむめ★もがちょ」OP)を披露し、続いて「童話迷宮」(TVアニメ「おとぎ銃士 赤ずきん」OP)等3曲を披露。アニタイだけでなく自身のテーマソングまでも披露し、自身の世界を見事に表現しました。

中盤に登場したのがAKINO from bless4」です。既にTVアニメ「創聖のアクエリオン」の主題歌が大ヒットしたこのユニットがついにアニサマに登場しました。アニメだけでなくその独特な歌詞やメロディーでアニメだけでなくネット上でも大ヒットした楽曲「創聖のアクエリオン」「Go Tight!」の2曲を披露しラストの挨拶では「皆さん愛してるううううううううううう!!」と曲を捩った感謝の言葉で場を湧かせました。

続いて登場したのがGRANRODEOです。アニサマと同じく2005年にデビューしたGRANRODEOは栗林と「君が望む永遠」で共演し名を挙げた谷山紀章と栗林のサポートメンバー、そして楽曲提供で知られアニサマにも解禁出演している飯塚昌明のユニット。中々男性ボーカルの絶対数が少なかったアニサマにロックな嵐を巻き起こし、TVアニメ「恋する天使アンジェリーク かがやきの明日」OP「慟哭ノ雨」等二曲を披露、大きなインパクトを与えました。その後もGRANRODEOは19年に途切れるまで10年連続でアニサマに出演し、5回のトリを務める事となります。

 

・初出演者・二日目編

二日目の初出演者では、捻った出演をした方々がちらほら問いました。angela・・・の後輩のパンクロックバンド(と言う設定)の「ドメスティック・ラヴバンド」はわざわざ「我々はangelaではない!」と主張する念の入れっぷり(バレバレです)。パンクロック風にアレンジ・カバーした[ドメラバstyle]として「ハッピー☆マテリアル」と「Shangri-La」を披露しました。

堀江由衣が自身のラジオで結成したバンド黒薔薇保存会はMCで「あっちの方のお客さんトイレに行ってる」等と自虐ネタを披露したりボーカルのユイエルが「実は私・・・声優の堀江由衣なんです」という茶番を披露しつつも堀江のソロ曲「ヒカリ」を-type black-とアレンジするなどしてこちらも2曲を披露。

この他にもTVアニメ「ef - a tale of memories.」OP「euphoric field」等二曲を披露しその後4年連続で出演するELISAや2004年にTVアニメ「AIR」のOP鳥の詩が大ヒットし、その後も数年置きに出演する事となる「Lia」といったアーティストがいました。

しかし何と言ってもこの年の初出演で目玉となったアーティストは当時マクロスシリーズの最新作「マクロスF」のヒロイン、シェリル・ノームの歌唱を担当し大ブレイクした「May'n」です。以前から本名名義で活動するも当時のレコード会社との契約が終了する等悩んでいた中マクロスFのボーカルセレクションに合格し、この年からMay'nとしての活動を始めた彼女。初めての大舞台にも臆することなくコール&レスポンスで場を盛り上げ「ノーザンクロス」と「射手座☆午後九時Don't be late」の二曲を堂々と披露し、後の快進撃を予見させるステージとなりました。

また映像には収録されませんが(テーマソングでの出演シーンやメイキングには収録されています)同じく初出演となったのが中村繪里子今井麻美たかはし智秋下田麻美 from THE IDOLM@STERです。今でこそアイドルアニメ・ゲームの金字塔となったアイマスですが当時はまだアニメ化もされず、ニコニコ動画での話題が中心となったゲームでした。音響の悪さに悩まされながらもメドレーなどを披露し、後のアイドルアニメブームの先駆けとなりました。ちなみに出演者やユニット名の後に「from~(作品名)」を入れる形式は後のμ'sの初出演時(from ラブライブ!)やPoppin’PartyRoseliaの初出演時(from BanG Dream!)へと引き継がれる事となります。

 

ニコニコ動画文化と生放送企画

昨年のレッツゴー!陰陽師から始まったニコニコ動画での流行とアニサマのコラボはこの年さらに高まっていく事となります。この年の日曜公演は一部がニコニコ生放送で放送されましたが、そこでの楽曲の多くがニコニコ動画で好評を博したものでした。

MOSAIC.WAVの「最強○×計画」や「ガチャガチャきゅっ〜と・ふぃぎゅ@メイト」、ave;new feat.佐倉紗織の「true my heart」、miko「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」といったニコニコ動画上で話題となったアニメだけでなくアダルト・同人ゲーム関係楽曲を歌うアーティストが多く出演し、放送されました。上記のアイマスもこちらで放送されました。

中でもこの文化を象徴するのは2日目のOPコラボで歌われた「思い出はおっくせんまん!」です。ニコニコ動画でのゲームBGMアレンジから生まれたこの曲がJAM Project美郷あきのコラボで歌われたのは、当時のニコニコ動画アニサマの関係が密接に結びついた事を象徴しています。

 

・多彩化していくコラボ

前出の通り2日間に日数が増えた事によって歌われる曲数もほぼ二倍に増えました。そしてそれはコラボ楽曲数の増加・そして多様化へつながっていきます。前出の水樹奈々田村ゆかりの初日OPコラボのように互いの代表楽曲をメドレーで歌うという形のコラボ、初日ラストの水樹奈々ALI PROJECT宝野アリカによる「ETERNAL BLAZE」(昨年水樹と宝野がALI PROJECTの「聖少女領域」をコラボした事の逆verになります)、どちらもガンダムシリーズの主題歌を担当した事からの繋がりである米倉千尋石川智晶の「あんなに一緒だったのに」と「嵐の中で輝いて」のメドレーコラボ。原曲を歌う奥井雅美とカバーをした茅原実里の「輪舞-revolution」や桃井はるこがシークレットゲストとして出演した小池雅也と共にかつて活動していたユニット「UNDER17」を復活させ*1、小池と交流のあるMOSAIC.WAVと共に「天罰! エンジェルラビィ」といった関係者同士のコラボ。

またsavage genius茅原実里yozuca*の3組による「nowhere」や前出の「思い出はおっくせんまん!」といった全く別の関係の楽曲をコラボする形式、といった様々な形式のコラボが実現し、その後のアニサマでも毎年様々なコラボが花開く事となります。

またMay'nも奥井雅美と共に、奥井雅美林原めぐみの曲「Get along」をコラボする予定だったのですが・・・

 

奥井雅美ドクターストップ事件

この2日間の出演者の内、唯一の2DAYS出演予定だったのがアニサマの立役者である奥井雅美でした。初日にはソロとして出演、茅原実里と「輪舞-revolution」をコラボし、「INSANITY」を問題無く披露していたように見ていていた奥井ですが、実はこの時点で色々と無理をしており、BDでのメイキング映像では「ここだけの話、今日はあまり体調が良くないのですけれども頑張りますよ!」と漏らしており、公演終了直後には「明日は大人数なのでちょっとは楽かなと」言っていました。

しかし翌日のOPコラボの舞台に立ったJAM Projectには奥井の姿が無く、歌い終わりに影山ヒロノブから奥井が限界を迎えドクターストップがかかり不参加となりました。会場からは気遣いや応援の声が上がり、出演者からも奥井の分も頑張る気合いを感じさせるパフォマンスやMCを感じさせました。

そしてこの2日間の大トリを務めるのはJAM Project。奥井を欠き4人でおステージとなりましたが、ランティス井上社長直筆のの「奥井」の二文字を右腕に書いた影山ヒロノブの「奥井のパートは、お前らに任せたぜー!!」との言葉に会場は大いに盛り上がり、無事アニサマ2日間のラストを飾る事となりました。ちなみに以後のアニサマの定番となるスキルの長コール&レスポンス&ジャンプはこの年からとなります。

・・・なおJAM Projectは翌年以降もアニサマに出演し、奥井も無事出演する事となりますが、「JAM Projectの大トリ」として奥井雅美が出演するのは10年後、2018年を待つ事となります。

 

・テーマソング「Yells 〜It's a beautiful life〜」

この年のテーマソングは「Yells 〜It's a beautiful life〜」。作詞:奥井雅美、作曲:影山ヒロノブというお馴染みの面子による曲です。ローテンポでじっくりと聴かせる曲ながら、力強さも感じるバラードとなっています。

なおこの曲、この年しか歌われたことが無く翌年以降のアンコールでの過去テーマソング歌唱には採用されていません。意外と不遇なのです。

 

www.nicovideo.jp

 

 

2:Animelo Summer Live 2009 -RE:BRIDGE-

 

会場:さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)

出演者数:37組(後述の南里はFictionJunctionのメンバーとして換算)

歌唱曲数:47曲+アンコール2曲(DAY1)/44曲+アンコール1曲(DAY2)

主な初出演者

angela

いとうかなこ

堀江由衣

宮野真守

飛蘭

その他特筆すべき出演者

栗林みな実:この年のテーマソングの作曲担当

FictionJunction:メンバーのKEIKOとWAKANAは後にKalafinaとしても出演

中川翔子:特別出演、映像には収録されず

初音ミク

ビートまりお (COOL&CREATE)

manzo

大槻ケンヂと絶望少女達野中藍新谷良子小林ゆう沢城みゆき

GACKT

南里侑香:シークレットゲスト、FictionJunctionのメンバーとして出演

※この年放送されたアニサマに関係するアニメ

とらドラ! (08年秋~09年冬)

天体戦士サンレッド【1期】(08年秋~09年冬)

機動戦士ガンダム00【2期】(08年秋~09年冬)

喰霊-零-(08年秋)

ef - a tale of melodies. (08年秋)

CHAOS;HEAD (08年秋)

黒神 The Animation(09年冬~春)

アスラクライン【1期】(09年春)

けいおん!(09年春)

涼宮ハルヒの憂鬱【再放送+新作】(09年春~夏)

ハヤテのごとく!!(09年春~夏)

・真マジンガー 衝撃! Z編(09年春~夏)

初恋限定。(09年春)

化物語(09年夏)

【懺・】さよなら絶望先生 (09年夏)

※その他アニサマに関係する作品

・ゲーム「スーパーロボット大戦Z」(08年9月発売)

・特撮ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」(09年冬~10年冬)

・特撮ドラマ「トミカヒーロー レスキューファイアー」(09年春~10年冬)

・アニメ映画「劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇・螺巌篇」(08年9月・08年4月)

・特撮映画「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」(09年8月)

※その他特筆事項

・この年から会場がスタジアムモードに変更、以後現在まで続く

・けやきひろばでのイベントが開始される

・トロッコの導入

 

・会場の更なる変化、そして曲数

この年のテーマは「-RE:BRIDGE-」。5年目を迎えるアニサマにおいて初心を忘れず、原典に帰るという意味が込められました。

アニサマのこの年の大きな変化は、会場こそ昨年に引き続きさいたまスーパーアリーナでしたが、昨年のアリーナモードからスタジアムモードへと拡大する事となりました。

アリーナモードとスタジアムモードの形態の違いはSSAの公式サイトを見てもらうとして、これによって1日当たりの動員が1万人増加しました。スタジアムモードの動員は約2万8千人。3万人近くなります。ManzoがMCで話していましたがモナコの人口と同じぐらいです。これが2日間になり累計動員は5万人を超える事となります。

またけやきひろばでのイベントが始まったのもこの年からです。グッズ販売だけでなくトークイベントやミニライブ、ラジオの公開録音等のイベントが本番までの時間を楽しませ、1日楽しめるイベントへと変化していきます。

ちなみにこの年は例年に増して曲数が多く、特に初日は47曲+アンコール2曲というアニサマ最多曲数であり終演が10時を回る事となりました。

 

・君たち去年出ていなかったっけ?初出演者

昨年の初出演者があまりにも有名かつその後もアニサマとアニソン業界に大きな影響を及ぼす面子だったためあまり知られていないこの年の初出演者ですが、そんなことはありません。

初日のOPコラボ&トップバッターを担当したのは、今年こそ正式出演したangelaです。石川智晶と共に「残酷な天使のテーゼ」をコラボしTVアニメ「アスラクライン」OP「Spiral」と「蒼穹のファフナー」OP「Shangri-La」を歌唱。かつてデビュー前にけやきひろばで路上ライブを経験し、さいたまスーパーアリーナにたどり着いた過去を語るangela。「Shangri-La」のラスサビではatsukoが感極まり声を詰まらせる場面も・・・

後に大トリにまで上り詰めるangelaアニサマはこうして始まりました。

それに続くのはいとうかなこ。アニメ「CHAOS;HEAD」OP「F.D.D」等二曲を披露し、そのパワフルなボーカルで会場を沸かせました。この後7年連続でアニサマに出演し「STEINS;GATE」シリーズ等アニサマに毎年欠かせない存在となっていきます。

angelaと同じく本人名義では初出演となったのが堀江由衣アニサマ初となるトロッコに載っての登場となり(公式メモリアルでは「移動式ステージ」と書いてありました、時代ですね)、スタジアムモードということで会場が大型化した分後ろの席がどうしても遠くなってしまう救済措置として登場したトロッコ。観客のすぐ近くまで通るほっちゃんに観客は歓喜。さらにTVアニメ「とらドラ」ED「バニラソルト」や「かなめも」ED「YAHOO!!」、そして自身が出演したTVアニメ「魔法先生ネギま!」OP「ハッピー☆マテリアル」をコラボする等大活躍しました。

そしてこの年初出演となった男性声優アーティストが宮野真守です。ダンサーと共に登場し見事なダンサブルなステージを披露して登場し、ゲーム「ふしぎ遊戯 朱雀異聞」OP「Discovery」等二曲を披露。まだまだアニメの主題歌には恵まれない時期でしたが、雄逸無二のステージはこのころから健在でした。

現時点ではこの年のみの出演ですが特筆しておくのが梶浦由記率いる音楽集団FictionJunctionです。この時の出演メンバーの内KEIKOとWAKANAは既にこの前年から梶浦プロデュースによる音楽ユニット「Kalafina」として活動を始めており、2011年と14年、15年に再び出演する事となります。さらにシークレットとしてメンバーの一員として出演したのが南里侑香。翌年の2010年、2012年、2013年にはソロアーティストとして出演する事となります。

 

・J-POP・ROCK界からの更なる進出

初回から愛内里菜が出演し、m.o.v.eアニサマのレギュラーとなっていったように、アニサマはアニソンシンガーや声優だけでなく一般のアーティストにも間口を開いていたが、この年は特にそういった方面からの出演者が目立ちました。

初日に出演した中川翔子は「空色デイズ」「涙の種、笑顔の花」の二曲を披露、大いに会場を盛り上げた・・・のだが、当時はソニー系列の映像収録の許可が降りず、この年唯一映像化の際は出番がカットされています(なおこの年以降、収録されていないアーティストはテーマソング歌唱やメイキング映像にも出演していません)。ソニー系列の映像収録が解禁されるのは2013年を待たなければいけないが、くしくもその年中川は2度目の出演を果たしています。

二日目に出演したのが大槻ケンヂと絶望少女達です。この夏3期が放送中であった「さよなら絶望先生」から誕生したこのユニットがオーケンと共に登場するとして大きな話題となりました。そのパフォーマンスもかなり気合が入ったものであり、特に今となっては貴重な歌う沢城みゆきやヘドバンのし過ぎで医務室送りとなった小林ゆう、MC中に携帯電話で写メ(死後)を撮る大槻ケンヂ等々、アニサマ史に残る伝説的なものでした。なお大槻は7年後、筋肉少女帯として出演した際にもMC中の写真撮影と言うパフォーマンスを披露しましたが、この時はスマホに進化していました。

そして2日目のトリ前に登場したのがGACKT。最後の最後に追加されたというタイミングもあり、まさかあのGACKTが!?と大きな話題となりました。ライブ本編でも「哀 戦史」のカバーや「The Next Decade」等2曲を披露。観客を煽りまくるロックなパフォーマンスを披露しMCは少なくとも音楽で客席と心を交わす。わずかな時間ではあったが、アニメとは違う世界、しかしながら通じる所を持つ存在に

 

ニコニコ生放送ボーカロイド文化

この年も引き続き初日のみニコニコ生放送での配信が実施されましたが、出演者もまたそれを反映したものとなりました。下田麻美は自身が音声を演じるVOCALOID鏡音リンによって作られ、好評を博した「ココロ」を披露し、続いては初音ミクがスクリーン映像と言う形で出演。初の人間以外の出演となった初音ミクは「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」「ブラック★ロックシューター」の二曲を披露し会場を沸かせる。そしてこのニコニコパートの最後を飾ったのが同人サークル「COOL&CREATE」から来たビートまりお。「Help me, ERINNNNNN!!」を熱唱し会場全体を巻き込むパフォーマンスを披露しました。

第一線のアニソンとはまた違うボーカロイド同人音楽といった文化はまた別の形でアニサマを彩っていったのは、これまた一興と言えるでしょう。

 

・コラボ・カバー

もちろん今年のアニサマも多数のコラボが生まれました。「ギャラクシーエンジェル」以来の友人である田村ゆかりと絶望少女として出演した新谷良子は「DANZEN!ふたりはプリキュア (ver.Max Heart)」を、「君が望む永遠」以来の友人である栗林みな実GRANRODEO谷山紀章は「WHAT'S UP GUYS?」をコラボする等長年の交友がある出演者のコラボが見受けられる一方、堀江由衣が自身の出演作である「ハッピー☆マテリアル」を茅原実里とコラボし、「WHITE ALBUM」のダブルヒロインを演じた水樹奈々平野綾が2日目のOPコラボをする等の出演作繋がりというものもありました。また水樹は自分のパートでも「Gimmick Game」をmotsuとコラボし、これが原曲と錯覚するかの如く見事なラップを披露、Suaraとは「WHITE ALBUM」繋がりで「深愛」をコラボしましたが、実はこの企画が出たのは本番数日前とのこと・・・そんなことは感じさせない見事なコラボとなりました。

またライブでの一発企画だけでなく、元々コラボ企画楽曲としてリリースされた物が披露されたものもありました。savage genius feat.近江知永の「Maze」や奥井雅美 feat.May'nの「ミラクル・アッパーWL」です。特に後者は楽曲そのものが昨年予定していた二人のコラボが実現できなかった事から誕生したリベンジ企画のようなものであり、いわばアニサマでこの曲が披露されたのは必然と言っていいでしょう。

またm.o.v.eアニサマをきっかけに生まれたアニソンカバーアルバムから「らき☆すた」 の挿入歌「Gravity」を披露。この曲自体m.o.v.e自体のパロディであるため、ある意味原曲の披露となりました。

 

・テーマソング「RE:BRIDGE〜Return to oneself〜」

この年のテーマソングは「RE:BRIDGE〜Return to oneself〜」。製作したのは作詞:奥井雅美、作曲:栗林みな美。栗林が楽曲制作に加わったことにより、初のJAM Project以外のアーティストがテーマソング制作にかかわる事となります。この年だけでなく翌年2010年の初日にも過去のテーマソング枠として歌われ、2014年に開催された過去のアニサマテーマソング選挙では1位に選ばれ、この年の2日目、栗林が出演した日に歌われました、

まったくもって余談ですが、この年のアニサマを客席から見ていた一人の女性がいました。後にアニソンシンガーとなり栗林と同じランティスに所属し、後に彼女と同じくアニサマのテーマソングを製作する事となります。

 

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3:Animelo Summer Live 2010 -evolution-

 

会場:さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)

出演者数:30組+シークレット2組

歌唱曲数:40曲+アンコール2曲(DAY1)/42+アンコール2曲(DAY2)

主な初出演者

Girls Dead Monster(LiSA、marina):LiSAの初出演(ソロアーティストとしては2012年)

・スフィア

fripSide南條愛乃が以後6年連続出演

ミルキィホームズ三森すずこが以後10年連続出演

その他特筆すべき出演者

栗林みな実:昨年に引き続きこの年のテーマソングの作曲担当

KOTOKO:シークレットゲスト

※この年放送されたアニサマに関係するアニメ

アスラクライン2(09年秋)

とある科学の超電磁砲(09年秋~10年冬)

バカとテストと召喚獣(10年冬)

刀語 (10年冬~10年秋)

聖痕のクェイサー (10年冬~10年春)

Angel Beats!(10年春)

B型H系(10年春)

トランスフォーマー アニメイテッド(10年春~10年冬)

けいおん!! (10年春~10年夏)

生徒会役員共(10年夏)

戦国BASARA 弐 (10年夏)

あそびにいくヨ!(10年夏)

※その他アニサマに関係する作品

・ゲーム「STEINS;GATE」(09年10月発売)

・アニメ映画「劇場版 マクロスF 虚空歌姫イツワリノウタヒメ〜」(09年11月)

・メディアミックスプロジェクト「ラブライブ! School idol project」(10年6月)

・アニメ映画「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」(10年1月)

・アニメ映画「涼宮ハルヒの消失」(10年2月)

 

・新しいプロジェクト

これまでアニサマの主催者は「ドワンゴ」と「文化放送」の2社でした。しかしこの年にはドワンゴアニサマの運営を子会社である「ドワンゴプランニングアンドディベロップメント(DPD)」に移管したことにより「DPD」と「文化放送」の協賛によって開催される事が発表されました。さらに発表から開催までの間に「DPD」がドワンゴ文化放送合弁会社「AG-ONE」に吸収合併され、その結果主催者が「AG-ONE」と「文化放送」の2社、つまり「文化放送ドワンゴ合弁会社」と「文化放送」の2社が主催と言うややこしい事となりました。

この主催者の変化があった年のアニサマではライブ本編以外でも新しい試みが始まりました。JTB近畿日本ツーリストの協力により「アニサマオフィシャルツアー」が実現、移動・宿泊・当日のチケット、グッズまで一本化されたツアーが国内、さらに海外からの参加者向けにまで行われました。

そして「アニサマプロジェクト2010」としてアニサマ本編に加え出演者・バンド・観客まで女性限定としたライブ「アニサマ Girls Night」を東京と大阪で、初の海外公演となる「Animelo Summer Live in Shanghai」を中国・上海で開催する事が発表されました。上海公演は国際関係の影響を受け一旦中止となった後に2011年に開催が改めて発表され、「Anisama in Shanghai -Only One-」として2011年2月19日に開催される事となりました。

なおこの年の映像作品は初めて全出演者・楽曲がカットされる事無く収録される事となりました。ただし2011年から13年までは権利関係から収録されなかった出演者がおり、次の完全収録は2014年まで待つ事となります。

 

・パンフレットの内容が充実

そしてこの年から大幅な変化があったのがパンフレットです。アニサマのパンフレットは初回から作られていましたが、これまでのものはアーティスト写真とプロフィール、一言メッセージ、テーマソングについて、この程度のものでした。

しかしこの年のパンフレットは全出演者へのQ&A、スタッフへのインタビュー、テーマソングについての対談といった単なる紹介にとどまらない、中身に切り込んでいった深い内容となったものとなりました。この傾向は翌年以降も続きさらにページも内容も厚くなっていきます。

ちなみにアニサマのパンフレットのサイズは何故か統一されておらず、よくあるA4サイズは05年、08年、09年だけであり、10年と11年に至っては何故か表紙が加工されていない紙そのままでした、なおA4サイズの現在のパンフレットは12年からになります。

 

・大規模ライブとアニソンフェスの増加

アニサマも6年目となると、アニソン業界を巡る動きも色々と変化していきます。アニサマに並ぼうとするが如く、同様のアニソンフェスが生まれ始めました。昨年5月に初回が開催された「ANIMAX MUSIX」はこの年の秋に開催された「ANIMAX MUSIX FALL 2010」で会場の規模を横浜アリーナとし一挙に拡大、同年12月に初回が開催された「リスアニ! LIVE」は当時アニサマの手があまり回っていないソニー系アーティストを中心とした少数精鋭ライブとして開催され、翌年からは日本武道館での開催となりました。昨年にはランティスが独自のアニソンフェス「ランティス祭り」を開催する等、アニソンフェスの多様性は高まっていきます。

またこういったフェスに出演するアーティスト個人個人のライブもまた大規模化していきました。アニサマが始まった2005年、出演者の中で武道館での単独公演での経験者は水樹奈々ただ一人でした。しかしこの年の出演者の内武道館での単独公演を開催したのは(発表はされたが公演そのものはまだであるスフィアとシークレットとして出演したKOTOKOを含めて)8組、そしてKOTOKO横浜アリーナで、水樹奈々に至っては西武ドームでの単独公演を成功させていました。こういった初期のアニサマ会場を1組で埋められるアーティストが複数出演するアニサマは、まさに世界最大のアニソンフェスとなったのです。

 

・最後となったニコニコ動画生配信

この年の公演もニコニコ生放送で両日配信され、本編は一部のみ無料で、スフィア、田村、水樹の3組除く全出演者の模様は有料で配信されました。この年の最終日公演のEDは伝達ミスで配信されなかったり、無料視聴者はほんの一部しかライブが見られず大半がCMでありこのCMで使用されたGRANRODEOの「欲望∞」の歌詞「背水の陣にはまだ早あああああああああいい」弾幕になるなどしました。

ニコニコ関係の出演者としては「nomico + Masayoshi Minoshima」が東宝アレンジ曲「Bad Apple!!」を披露し、ニコニコ動画で大ヒットした歌い手ゴムが「THE GOMBAND」として「Braveheart」「ブラック★ロックシューター」の二曲を歌唱しました。

ちなみにこのゴム、後にクリエイターユニット「HoneyWorks」の一員として数多くの楽曲をヒットさせます。またニコニコ動画の「歌い手」や「歌ってみた」の投稿者からは後に藍井エイルZAQChouChoやGero、ClariSヒャダイン前山田健一)といったアーティストがデビューしアニサマに出演する事となります。変わった所では今や大人気声優となり、「B-PROJECT」の一員としてアニサマに出演した花江夏樹も「歌ってみた」投稿者です。

 

・後のトリクラスを含む初出演組

この年の出演者数は去年より少なく30組+シークレットで2組のみでした。内初出演となったのは12組。この出演者からレギュラーとなったアーティストはそこまで多くはありませんでしたが、初日からは後にトリを務める出演者が3組出演しました。

初日のトップバッターを担当したのがfripSideです。主題歌を担当した「とある科学の超電磁砲」のヒットにより一躍話題のアーティストとなったfripSideは初出演にしてトップバッターとなり、「only my railgun」「LEVEL5-judgelight-」の二曲を披露。さらに曲中にはPVに出演した縁からマギー一門が出演、手品を披露するという謎展開も発生し会場を大いに盛り上げました。なお二番手として出演したangela南條愛乃のMCをパク・・・パロディするという一幕がありましたが、その後これがangelaの名乗り芸に、そして公式コラボに繋がっていくとは・・・

この年大ヒットしたアニメ「Angel Beats!」から誕生したユニットGirls Dead Monster(ガルデモ)」の一員として出演したのが「LiSA」です。当時はまだソロアーティストとして活動していなかった彼女ですが、その実力は既に折り紙付きでした。「Angel Beats!」としてはLiaが大ヒット曲「My Soul,Your Beats!」を披露し、「ガルデモ」からはmarinaが「Alchemy」を、LiSAが「Crow Song」を、そして3人で「Brave Song」をコラボする大盤振る舞い。彼女の決め台詞である「今日もいい日だっ!」もこのころから健在でした。

ちなみに「Crow Song」の原曲歌唱担当者はmarinaです。よく間違えられるけどLiSAじゃないからな。ライブ音源しか無いからな。

そして初出演にしてトリの2つ前という好待遇だったのが「スフィア」。既にこの時点で武道館ライブが決定するほどの勢いであった彼女たちは「Now loading...SKY!!」「Super Noisy Nova」「Future Stream」の3曲を披露。勢いのあるフレッシュさを見せつけました。ラストの挨拶ではGRANRODEOのKISHOWが「どうもケフィアでーす!」とあいさつしたり最後花道を全員で歩く際に影山ヒロノブが「俺もスフィアに入りたい」とつぶやく等共演者の間でも話題となりました。・・・そしてこの後者は9年後に現実となる事となります。

2日目に出演したのがミルキィホームズです。当時まだ結成から半年程度で実質的な初ステージだったこのユニットは出番こそ「雨上がりのミライ」1曲のみでしたが異様な盛り上がりを見せ、最初のステージを大成功に終わらせます。この秋から放送されたアニメのヒットもありミルキィは人気ユニットへの道を歩んでいき、アニサマにおいては初のレギュラー出演した声優ユニットとして2019年の解散までアニサマには計7回出演しました。特にリーダーである三森すずこは以後「μ's」や「スタァライト九九組」といったユニットの一員、ソロアーティストとしてこの年以後毎年連続して出演する事となります。

レギュラーとはなっていませんが、2日目のシークレットとして出演したのがKOTOKOです。既に大人気アーティストでありアニサマへの出演も長らく期待されていましたが、ついにこの年実現しました。前日の青森のライブから直接出演したというKOTOKOは「Shooting Star」等3曲を披露。大トリの前を大いに盛り上げました。なおKOTOKOはその後、2016年に再び出演する事となります。

 

・テーマソング「evolution 〜for beloved one〜」

この年のテーマソングは「evolution 〜for beloved one〜」。製作したのは作詞:奥井雅美、作曲:栗林みな美と昨年と同じコンビですが、さらに編曲に栗林と縁が深くGRANRODEOとしても出演する飯塚昌明が参加、08年の「Yell」よりもスローテンポであり、感動的なバラード曲として仕上がりました。なお「Yell」と同じく他の年に歌われた事はありませんが、外伝的イベントである「アニサマワールド」でのみ歌われた事があります。

なおこの年からテーマソングへの入り方が変わりました。トリの曲が終わった後全員集合してこの年のテーマソングを歌い、一度退場してからアンコールに入る流れが無くなり、トリが終わった後にアンコールとして過去のテーマソングを歌った後全出演者の挨拶に入り、最後に「evolution」を歌うという流れになりました。ただし翌年から過去のテーマソングを歌う事も無くなったので、これはこの年のみの方法になりました。

 

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4:Animelo Summer Live 2011 -rainbow-

 

会場:さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)

出演者数:29組+シークレット4組

歌唱曲数:37曲+テーマソング1曲(DAY1)/38曲+テーマソング1曲(DAY2)

主な初出演者

七森中☆ごらく部

ももいろクローバーZ

Kalafina:特別出演、映像収録されず

黒崎真音:以後9年間連続出演

ALTIMA:シークレットゲスト、このライブで結成そのものが発表される

その他特筆すべき出演者

佐咲紗花:8年後二度目の出演

BREAKERZ

エリオをかまってちゃん

RO-KYU-BU!小倉唯が初出演、以後9年間連続出演

ささきいさお:シークレットゲスト、映像収録されず

水木一郎:シークレットゲスト

T.M.Revolution:シークレットゲスト、映像収録されず

※この年放送されたアニサマに関係するアニメ

スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- (10年秋~11年春)

神のみぞ知るセカイ(10年秋)

百花繚乱 サムライガールズ (10年秋)

おとめ妖怪 ざくろ(10年秋)

・侵略!イカ娘(10年秋)

探偵オペラ ミルキィホームズ(10年秋)

とある魔術の禁書目録II (10年秋~11年冬)

ドラゴンクライシス!(11年冬)

IS〈インフィニット・ストラトス〉(11年冬)

魔法少女まどか☆マギカ (11年冬)

カードファイト!! ヴァンガード(11年春~12年冬)

DOG DAYS (11年春)

・日常 (11年春~11年夏)

STEINS;GATE (11年春~11年夏)

電波女と青春男 (11年春)

緋弾のアリア (11年春)

ロウきゅーぶ!(11年夏)

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000% (11年夏)

ゆるゆり (11年夏)

アイドルマスター(11年夏~11年秋)

※その他アニサマに関係する作品

・アニメ映画「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」(10年9月)

・ゲーム「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」(11年4月発売)

・アニメ映画「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」(11年6月)

・アニメ映画「劇場版 ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」(11年8月)

ソーシャルゲームアイドルマスターシンデレラガールズ」(11年11月)

※その他特筆事項

・ワーナーがレーベルとして初参加、ポニーキャニオンが初回以来の参加

 ・総合プロデューサーが瀬田蔵人から文化放送の内田浩之に交代(~12年)

東日本大震災の影響もあり、休憩が導入され前後半に分かれる

 

東日本大震災の影響と変化

Animelo Summer Live 2011 -rainbow-」の記者会見が開かれたのは3月11日11時頃。東日本大震災の起きる3時間ほど前でした。戦後最大のこの災害はアニメ業界にも大きな影響を及ぼし、CDや映像作品の発売、イベントやライブの中止や延期も相次ぎました。

アニサマにおいても2010年の映像販売の延期、会場の空調・照明など電力使用の削減、けやきひろばでのイベントや「アニサマウィーク」と銘打たれていた各種関係イベントの中止、会場内での募金活動、節電対策・観客の体調を考慮としての公演中の休憩導入などが行われました。この中で休憩の導入は来年以降も続いていく事となります。

そして震災により暗いムードが続く日本をアニソンの力で元気に、という想いの元に多くのアーティストが例年にも増して力の入ったステージを繰り広げる事となります。

 

・水樹・JAM、初の両日出演

この年の出演者の目玉となったのはJAM Projectが2008年から2日間開催になってからの初となる土日両日出演です。これまでも奥井雅美影山ヒロノブらJAMのメンバーがJAMの出演しない日にソロアーティストとして出演する事はありましたが、同一名義で2日間出演する事は今までありませんでした。この同一名義アーティストが2日間出演するのはアニサマでは初めてかつ、2013年に3日間開催になっても未だ達成されていません(2018年は三森すずこが、2019年は大橋彩香が別名義や作品ユニットの一員として3日間出演した。)。

JAMは初日にトリを、2日目には前半のトリを担当しました。また初日の最後の曲である「SKILL」には水樹奈々が登場しコラボを披露。これは元々予定にはありませんでしたが、水樹が初日を見に来る話を聞いたJAM側からの提案とのこと。また2日目の水樹のトリの1曲目の「ETERNAL BLAZE」には遠藤正明がJAMから出演。遠藤が自身のアニソンカバーアルバムでこの曲のカバーをしていたという縁から生まれたこのコラボもあり、この2日間を大成功に収めました。

 

・主催者の変更

この年の主催者は当初昨年に引き続き「AG-ONEと文化放送」と発表されていました。しかし6月にAG-ONEが「CHAOS;HEAD」「STEINS;GATE」といった作品で知られるゲーム・アニメソングの製作会社でありアニサマにもレーベルとして2009年から参加、昨年度から資本提携を行っていた5pb.を買収、吸収合併し株式会社「MAGES.」が誕生しました。MAGES.はアニサマ主催の仕事も引継ぎ、この年の主催者は「MAGES.と文化放送」となりました。これ以後MAGES.は2010年代を通してアニサマの主催者に居続けます。

 

・この年の新人出演者

この年の代表的な出演者といえば2日目に出演した黒崎真音です。元々アニサマを客席から見ていた彼女は憧れであった栗林みな実と「翼はPleasure Line」をコラボし続いて「Magic∞world」「メモリーズ・ラスト」の2曲を披露。さらに後半にはfripSideのsat、もはやアニサマではお馴染みとなったmotsuと共にアニソンユニットALTIMAの結成を発表、デビュー曲「I'll believe」を初披露しました。

また初日にはアイドルグループももいろクローバーZが登場し「ミライボウル」「ピンキージョーンズ」等の曲を披露。アニサマでは珍しいアニソン業界とは別の純粋なアイドルの登場となりました。

またヒャダインとのコラボメドレーを披露した佐咲紗花も「Zzz」を披露しました。特典映像ではまた出演できるだろうかと言い、その後も観客として見に行き「またあのステージに立ちたい」と言っていた彼女が次にアニサマに出演するのは8年後の2019年。8年越しに夢を叶えることとなります。

そして2日目には「空の境界」「魔法少女まどか☆マギカ」の主題歌を担当するKalafinaが初出演。特別出演と言う事で映像化はされませんでしたが。この年を代表するアニメ「まどマギ」主題歌「Magia」等の曲で会場を自身の空間へと引きずり込むかのようなパフォーマンスを見せました。

 

・作品ユニット・アイドルアニメ時代の本格化

こういった新しい出演者の中でも、作品ユニットが特に光を放っていました。この分野の先駆者であるミルキィホームズが昨年に引き続いて出演しただけではありません。初日に出演した七森中☆ごらく部はこの夏ヒットしたアニメ「ゆるゆり」から出演した新人声優4人のユニット。オファー時期の関係もあり同アニメのOP「ゆりゆららららゆるゆり大事件」1曲のみとなりましたが、退場時には1曲だけなのは少ないというブーイングまで起きるほどの人気となりました(翌年のアニサマパンフに記載されるほどです)。

2日目に出演したRO-KYU-BU!はアニメ「ロウきゅーぶ!」から誕生した人気声優5人のユニット。OP「SHOOT!」とED「Party Love〜おっきくなりたい〜」の2曲を披露した。なおこのメンバーとしてアニサマに初出演したのが小倉唯。翌年「Stylips」「ゆいかおり」、13年にはソロアーティストとして初出演する等、以後5つの名義で2019年までに9年連続出演を成し遂げました。

またこの年は「アイドルマスター」「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%」といったアイドルアニメが大ヒットとした年でもあります。3度目となるアイドルマスターはゲームコンテンツだけでなくアニメとしての出演となり、アニメOP「READY!!」等2曲を披露。2度目の出演となった宮野真守は初のアニメ主題歌である「うたプリ」OP「オルフェ」等2曲を披露。同作品のユニット「ST☆RISH」はこの年は出演しませんでしたが同じくメンバーである谷山紀章とTVアニメ「デュラララ!!」OP「裏切りの夕焼け」をコラボ。終わり際には谷山が「まもきしょ1000%でしたー!」と同作品を意識した挨拶をしました。

 

・レーベルの多彩化

この年の特色として、アニサマに参加するアニソンレーベルが今まで以上に多彩化して点があります。

当初からの主要レーベルであるキングレコードランティス、老舗である日本コロムビア、初年度のジェネオン時代から毎年参加していたジェネオン・ユニバーサル、06年から参加を始めたビクター(フライングドッグ)、レーベルとしては新米である5pb.メディアファクトリー、そして未だ映像収録こそされないもののレーベルとして参加しているソニー、そしてこの年から復帰したポニーキャニオンと初参加となるワーナー。現在のアニサマに参加する主要レーベルが出そろったのがこの年です。一方ドワンゴ系列のアーティストは昨年を最後に参加せず、アニサマにおけるJ-POP系列の古株であったビーイングもこの年の「BREAKERZ」の出演が最後となりました。なおこの年アーティストの出演が無かったエイベックスですが、翌年からまたレギュラー参加する事となります。

 

・衝撃のシークレット

この2011年はシークレット出演者が大きな話題になった年でもあります。

初日にシークレットとして出演したのはささきいさお水木一郎。それぞれ「アニメソングの大王」、「アニメソングの帝王」と呼ばれるレジェンドの登場に会場は大盛り上がり。当然ながらこの年の出演者の中で年長者NO1、NO2ではありましたがそんな事を感じさせない歌声を披露しささきは「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」を、水木は「マジンガーZ」「コン・バトラーVのテーマ」といった日本を代表するアニメソングを披露。日本アニメソングの始祖ここにあり、というステージを魅せました。なおこの年の影山ヒロノブは挨拶の際に「今日は長老ではありませーん!」とコメント。

二日目、ALTIMAに続いて登場したのはT.M.Revolution過去何度もアニサマの出演希望アーティストとして名が上がり、運営とも何度も交渉していたがうまくいかず・・・しかしこの年民間のネットアンケートで1位になった事をきっかけに出演が決定。去年のKOTOKOと同じく前日の新潟でのフェスからのシークレット出演となったTMRに会場は大盛り上がり。「FLAGS」「SWORD SUMMIT」「ignited」といった代表曲を続けて披露し、最後には「しょ~しゅ~りき~!!」と某CMソングを歌うファンサまで。後にネット上で伝説とまで呼ばれるこの年の出演から3年後、TMRは2014年に再びアニサマへ出演する事となります。

なおこのシークレットの中で映像収録されているのは水木一郎のみですが、TMRのライブ中の音声はバックステージで漏れ聞こえるのを聴くことが出来ます。

 

・テーマソング「Rainbow」

この年のテーマソングは「Rainbow」。この年からテーマソングの製作には奥井雅美が関わらなくなります。作詞・作曲はアーティストにしてゲーム等のプロデューサー、そしてアニサマの運営会社であるMAGES,の社長である志倉千代丸。この年もいとうかなこと共にアーティストとして出演しています。

なおこの年から過去のテーマソング歌唱が廃止され、本編トリの最後の曲が終わった後暗転、全出演者の挨拶の後テーマソングの歌唱になります。

 

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5:Animelo Summer Live 2012 -INFINITY∞-

 

会場:さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)

出演者数:37組+シークレット3組

歌唱曲数:41曲+テーマソング1曲(DAY1)/43曲+テーマソング1曲(DAY2)

主な初出演者

藍井エイル(特別出演)

鈴木このみ

ゆいかおり

・LiSA(特別出演)

・μ's from ラブライブ!

その他特筆すべき出演者

川田まみ

ST☆RISH

後ろから這いより隊G

森口博子

上杉昇

織田哲郎(TETSU)

※この年放送されたアニサマに関係するアニメ

境界線上のホライゾン【1期】・境界線上のホライゾンII(11年秋・12年夏)

・C3 -シーキューブ-(11年秋)

Fate/Zero【1期・2期】(11年秋・12年春)

・Persona4 the ANIMATION (11年秋~12年冬)

灼眼のシャナIII -Final-(11年秋~12年冬)

機動戦士ガンダムAGE (11年秋~12年秋)

探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕 (12年冬)

ハイスクールD×D(12年冬)

戦姫絶唱シンフォギア (12年冬)

モーレツ宇宙海賊(12年冬~春)

アクエリオンEVOL(12年冬~春)

パパのいうことを聞きなさい!(12年冬)

アクセル・ワールド(12年春~12年夏)

黒子のバスケ(12年春~12年夏)

這いよれ! ニャル子さん(12年春)

ヨルムンガンド【1期】(12年春)

黄昏乙女×アムネジア(12年春)

トータル・イクリプス(12年夏~12年秋)

ゆるゆり♪♪ (12年夏)

DOG DAYS' (12年夏)

ソードアート・オンライン (12年夏~12年秋)

※その他アニサマに関係する作品

・アニメ映画「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」(12年7月)

※その他特筆事項

・初めて水樹奈々JAM Projectが出演せず

 

・水樹・JAM時代から新たなる時代へ

この年の大きな話題となったのはアニサマを初回から支え続けてきた二大アーティストである水樹奈々JAM Projectの2組がこの年出演をしない事が発表された事です。水樹奈々はこの年のツアースケジュールとの兼ね合いのため、そしてJAMはアニサマへの出演を目標とするアニソンアーティストへ道を譲るために不参加を発表しました。一方2組とも「世界にアニソンを広げる」という目的で開催が発表された「Anisama in Shanghai 2012 〜 Next Stage 〜」へ参加する事が発表されました。このライブは2組に加え、田村ゆかり茅原実里栗林みな実、May'nといったアニサマに今まで出演してきた人気アーティスト、さらに藍井エイルやFLOWといったソニー系アーティストの出演も予定されましたが、国際情勢を配慮し中止となりました。

なお水樹とJAMに代わりこの年のトリを務めたのは田村ゆかり茅原実里です。これ以後水樹・JAMでトリが固定されていた時代は終わり、新しいアーティストによるこれまでと違ったステージが繰り広げられていく事となります。

そんなこの年のテーマは「-INFINITY∞-」田村ゆかりが提案したので「8」を横にしたら「∞」になる、というアイデアから誕生したものです。

 

・新世代の初出演者:初日編

この年の出者はシークレットを含めて全40組。アニサマ史上最多となりました。そしてその過半数以上である23組が初出演となるアーティストとなります。これも2008年の初の2DAYSを上回り、過去最多となります。その中にはアニサマの常連となるアーティストやついに初出演となった人気アーティストもいました。

トップバッターを務めたのは音楽活動11年目にしてアニサマへと初出演した川田まみジェネオンを代表するアーティストがついに登場し「灼眼のシャナⅡ」OP「JOINT」や「とある魔術の禁書目録Ⅱ」OP「No buts!」といった代表曲を披露。新星の多いアニサマ初日の起爆剤となりました。

いとうかなこ×志倉千代丸から5pb.の同僚として後を引き継いだZweiが「拡張プレイス」を披露し、この後5年連続出演となるゆいかおりが早着替えから自身が所属するユニットStylipsに繋ぐなどの関連性を持った出演順番になったこの日の流れで、前半の終わりごろに出演したのが鈴木このみです。当時15歳の中学生であった鈴木は初出演ながら堂々と自身のデビュー曲「黄昏乙女×アムネジア」OP「CHOIR JAIL」を披露し、さらに同じく初出演だった野水いおり」と三澤紗千香と共に「ブルーウォーター」をコラボ。今やアニサマの中堅となったアーティストの初ステージとなりました。

そして特別出演となり映像収録はされていないものの、この年の目玉と言える初出演者が「LiSA」藍井エイル春奈るなの3組。いずれも大ヒットしたアニメ「Fate/Zero」でアーティストデビューし、この中でGils Dead Monsterとして出演経験のあるLiSAは「ソードアート・オンライン」の主題歌も既に担当。3組ともその後もアニサマに出演し続け、特にLiSAと藍井エイルはトリを担当する等、アニサマの歴史に無くてはならない存在となりました。なお特典映像のバックステージでは「crossing field」のライブ中の音が漏れ聞こえてくる様子があります。

 

・新世代の初出演者:2日編

この年2日目の目玉であり、トップバッターを務めたのがST☆RISHです。大ヒットアニメ「うたの☆プリンスさまっ♪」から誕生した大人気男性声優揃いのユニットの登場に会場は最初からクライマックス、「マジLOVE1000%」「未来地図」の2曲を披露しさっそうと会場を後にしました。またメンバーである鈴村健一はソロとしても初登場し「あすなろ」等2曲を披露。同じくメンバーである谷山紀章のいるGRANRODEO宮野真守と共に場を盛り上げました。他にも男性声優としては小野大輔が初登場。「熱烈ANSWER」では謎騎馬戦を披露し謎の興奮に会場を沸かせました。

同じくアイドル作品として初登場したのが「μ's from ラブライブ!です。当時はfripSideとして既に出演経験のある南條愛乃や同日にミルキィホームズとして出演した三森すずこ徳井青空が出演していましたが、当時はプロジェクトスタートから3年目ではありますがまだアニメ化もせず知名度も現在と比較してそこまで高くなかった時代。曲も「夏色えがおで1,2,Jump!」1曲だけでした。しかしながらアニメーション映像と違わないダンスや歌唱は観客の度肝を抜き、確かな一歩となりました。後にアイドルアニメの、日本のアニメとアニメソングの歴史に名を残すμ'sとラブライブアニサマの舞台に立った最初の日でした。

動揺にこの日に初出演した作品ユニットでこの日に初出演したのが後ろから這いより隊G。「這い寄れ!ニャル子さん」から誕生したユニットも「太陽曰く燃えよカオス」の1曲で歌い逃げながらも強いインパクトを残しました。ちなみにこのユニットの一員である大坪由佳は同日「七森中☆ごらく部」としても出演、去年よりも大幅に多い2曲とミルキィホームズのコラボ、パンフレットのおまけ映像「全力☆アリ→ナfeaturing七森中☆ごらく部」にも参加しました。そしてミルキィホームズも挨拶で宮野真守飯塚昌明に推される等の役得を得ました。「家を建てるなら?」「ミルキィホームズ!」

なお這いより隊は翌年2013年にも出演しますが、これはメンバーの一人であり、惜しくも2015年に38歳の若さでこの世を去った松来未祐にとって最後の出演となりました。たった2回の出演ではありましたが、このアニサマのステージは彼女の生きた証の一つでした。

他にもこの日の出演者には今日では音楽活動を引退した「Rey」や声優・アーティスト活動は続けていますがレーベルが変わった喜多村英梨小松未可子、前日の出演者でもメンバー交代の末事実上活動休止となっているStylipsや事務所やレーベルが変わり再デビューした三澤紗千香等、今では引退し楽曲提供を主に活動している川田まみや一度は活動休止したものの復活し、後にトリを務めるに迄なった藍井エイルなど様々な人がいます。8年という時間の間に人は変わる事もあります。しかし残された音楽は永遠に変わりません。

 

・伝説のシークレット

初日のシークレット出演となったのは森口博子。デビュー27年目にしてアニサマ初出演となる大ベテランはアニメへの感謝の言葉と共に「水の星へ愛を込めて」と「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」を披露。これまでも「スーパーロボット魂」等のアニソンフェスには定期的に出演してきた彼女ですが、これほどの規模のアニソンフェスは初となりました。その後も森口は「KINGSUPERLIVE」への出演や「ANISON DAYS」のMC担当など、アニメ関係の活動を以前にもまして活発に行うようになります。

二日目のシークレット出演となったのはこの年のテーマソング作曲を担当した織田哲郎。既に90年代のビーイングを中心に多くの大ヒット曲を生み出し、アニメソングも数多く手がけたレジェンドがアニサマに降臨。自身が作曲したTVアニメ「ドラゴンボールGT」のOP「DAN DAN 心魅かれてく」を黒崎真音、Ray、小松未可子の3人と共に披露。歌い終わり一人ステージに残ると一回転し「こんばんはTETSUです」と別名義で作った「装甲騎兵ボトムズ」の主題歌「炎のさだめ」を29年目にしてなんと初歌唱。そしてステージに呼びこまれ登場したのは90年代に活躍したバンド「WANDS」のボーカルであった上杉昇。「WANDS」時代はあまりライブをした事は無く(単独公演は2年間で14公演のみ)、これほどの大規模会場では初めてという上杉は織田と共にWANDSの大ヒット曲であるTVアニメ「スラムダンク」ED「世界が終るまでは…」を披露。アニサマのみならず音楽史に残るレアなステージとなりました。

 

・テーマソング「INFINITY 〜1000年の夢〜」

そんな織田哲郎が作曲、今回は不参加となった影山ヒロノブ奥井雅美が共同作詞したのがこの年のテーマソング「INFINITY 〜1000年の夢〜」です。なおこの曲は2番までで終わり、後はコーラス部分のみと言う特殊な構成になっています。そのため歴代のアニサマのテーマソングの中でも短い構成の曲の一つです。

 

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6:まとめ

 

2005年から始まったアニサマは2008年に初の2日間開催と会場のさいたまスーパーアリーナの変更、そして2009年のスタジアムモードへの移行と大きな変化を迎えていきました。その中で出演してきた数多くのアーティストは1組で初期のアニサマの会場である代々木第一体育館日本武道館を埋めるまでに成長していき、そしてアニメソングの世界そのものが一般の音楽番組で取り上げられるようにまでなり、アニサマと共に成長していきました。

それまでアニサマを支えてきた水樹奈々JAM Projectが出演をしなかった2012年も、アニサマは衰えるどころか彼らと共に歩んできた、それに次ぐ世代のアーティストが支え、さらにアニサマを客席から見てきた世代の新人・若手アーティストが盛り上げていく、この2組に頼らないアニサマを作り上げました。この年にアニサマは真の意味で世界最大のアニソンフェスとなったのかもしれません。そして続く2013年、アニサマはさらに規模を拡大し、これまで共に歩んできたアーティスト達、新たなるアーティスト達、そしてこれから生まれてくる次世代のアニソンアーティストと共に成長を続けていく事となります。

 

7:あとがき

 

・・・というわけで、ver2時代の5年間の記事が書きあがりました。この記事を書いていた後半の時期は1週間休みで旅行やライブの予定を立てていたのですが例によってすべて吹き飛び(富士急・・・JAM静岡・・・)その怨念を円盤視聴と記事の執筆に向けました。

なので今週記事は3回もそれなりの分量がある(中身があるとは言っていない)記事を書き上げられました。逆に行けばこれほどの更新は今後難しいという事なので、2週間に1回更新出来れば御の字と思ってください(イベントが全滅なのでその時間は回せますが)。

さてそのアニサマは今年の公演の延期(絶対中止じゃねえぞコラァ!)が発表されました。さらに自分の行く予定だった他のライブも中止延期となり(ぴあアリーナ、ナゴヤドーム・・・・)、例年秋ごろに予定されているイベントも開催が未だ難しい状態です。何とか来年のリスアニ辺りは元の状態で開催してほしいのですが・・・

なお今回のアニサマ延期&追加については別記事にして書く予定です。息抜きにこのシリーズとは関係ない記事も書きたいし。

なお前回と今回の更新でシリーズの各予定の記事を増やしました。だって延期になったからこのシリーズの完結締め切りも実質1年延期だもん!このぐらいの事はしないと気は紛らわせられないのよ!

(*>△<)<クショがーーーーーー!!!(著作権フリー

・・・という事で皆さん、本当にお体にはお気をつけて今後もよろしくお願いします。

 

目次代わりの記事→Animelo Summer Live15年史勝手に分析 0

前回の記事→1-1:アニサマ15年と2005~07の概要

次回の記事→1-3アニサマ2013~2015の概要

次々回の記事→1-4アニサマ2016~2019の概要

次シリーズ初回の記事→2-1:アニサマ出演者音楽レーベルについてその1(ランティス)

 

*1:※桃井と小池は例によって音楽性の違いから解散、事実上の決裂となっていた。アーティストって大変ですね。