「Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-」開催決定!
ということで今年もアニサマ開催までの5ヶ月半のシーズンがやって来ました。今年のテーマは「Stargazer」。星々のようなペンライトの光が浮かぶアニサマの光景そのものを象徴するテーマです。
語る事はたくさんありますが、まずはアニサマで一番注目される、私も毎年注目している出演者について見ていきます。35組の第一弾出演者について表にまとめてみましたので見てみましょう。ちなみに前回のブログで予想に上げていたアーティストは斜線にしてあります。
8/30(金)出演者 |
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アーティスト名(太字はトリ経験者) |
アーティストの分類 |
レコード会社 |
出演回数*1/前回年 |
i☆Ris |
エイベックス |
9/2022年ぶり復帰出演 |
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Ave Mujica |
作品ユニット |
初出演 |
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アニソンシンガー |
4/2021年から連続出演 |
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声優アーティスト |
初出演 |
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アニソンシンガー |
7/2018年から連続出演 |
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声優アーティスト |
9/2015から連続出演 |
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アニソンシンガー |
初出演*3 |
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声優アーティスト |
2/2021年ぶり復帰出演 |
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She is Legend |
アニソンシンガー |
初出演 |
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Who-ya Extended |
アニソンシンガー |
2/2023年から連続出演 |
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声優アーティスト |
3/2023年から連続出演 |
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一般アーティスト |
エイベックス*5 |
初出演*6 |
8/31(土)出演者 |
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アーティスト名 |
ジャンル |
レーベル |
出演回数・前回年 |
声優アーティスト |
6/2018年から連続出演 |
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声優アーティスト |
9/2015から連続出演 |
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声優アーティスト |
9/2023年から連続出演 |
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15/2021年から連続出演 |
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アニソンシンガー |
12/2012年から連続出演 |
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芹澤優 feat. MOTSU |
エイベックス |
2/2023年から連続出演 |
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声優アーティスト |
初出演 |
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9/2015から連続出演 |
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蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ |
作品ユニット |
初出演 |
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声優アーティスト |
ワーナー |
5/2021年ぶり復帰出演 |
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作品ユニット |
ビクター |
初出演 |
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MyGO!!!!! |
作品ユニット |
2/2023年から連続出演 |
9/1(日)出演者 |
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アーティスト名 |
ジャンル |
レーベル |
出演回数・前回年 |
アイドルマスター シャイニーカラーズ |
作品ユニット |
初出演*9 |
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アニソンシンガー |
MAGES. |
5/2022年ぶり復帰出演 |
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アニソンシンガー |
9/2022年ぶり復帰出演 |
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声優アーティスト |
4/2021年から連続出演 |
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声優アーティスト |
13/2019年以来復帰出演*11 |
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声優アーティスト |
ビクター |
5/2023年から連続出演 |
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TRUE |
アニソンシンガー |
8/2016から連続出演 |
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声優アーティスト |
2/2014年ぶり復帰出演 |
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声優アーティスト |
3/2023年から連続出演 |
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ブレイバーン(CV.鈴村健一) |
作品ユニット |
Cygames RECORDS*12 |
初出演(鈴村健一自身は2017年のソロ出演以来) |
ReoNa |
アニソンシンガー |
5/2019から連続出演 |
第一弾出演者の連続・復帰・新規出演割合:35組 |
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連続出演:18組 |
復帰出演:8組 |
初出演:9組 |
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レーベル別出演割合:35組 |
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8組*13 |
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5組 |
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3.5組*14 |
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3.5組*15 |
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エイベックス |
3組*16 |
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2組 |
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ビクター |
2組 |
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1.5組*17 |
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1組 |
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MAGES. |
1組 |
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ワーナー |
1組 |
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その他 |
3.5組*18 |
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アーティストの種類別割合:35組 |
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声優アーティスト:14組 |
声優ユニット4組 |
作品ユニット:6組 |
アニソンシンガー:10組 |
一般アーティスト:1組 |
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今年のアニサマ第一弾発表の個人的第一印象は「あなた出るの!?あなた出ないの!?」です。初出演者として多く予想が上がっていたきただにひろしやAve Mujica、蓮ノ空やシャニはともかくとして伊東健人や土岐隼一についてはアニタイがあるとはいえこのタイミングで!?(ネガティブな意味合いでは無いです、念のため)と思いましたし、She is Legendについてもリリース初期の一昨年や去年なら兎も角今年に出る特別な理由はないはずですし、フラガリアや宮田君については予想の範疇にありませんでしたし、うたプリとのコラボシングルとかキスマイのアニタイとか無いわけではないですが一体何をしてくれるのかもわかりませんし(ネガティブな(ry))・・・ブレイバーンについては第一弾で来るとは思わなかったのがあります、冬アニメをこのタイミングで出すのを決めるのは難しいと思っていたので。
復帰組についてもほぼレギュラー出演しているi☆RisやZAQ、亜咲花については順当ですが発表当時新曲が無かった(とはいえ1週間後のAnimeJapanで新規アニタイが発表された)楠木ともりや、2年間で新規アニタイが溜まっているとはいえ直近では無かった早見沙織は優先度が低かったし、14年に一度出ただけで2期fsを数えても7年のブランクがあり、リスアニとアニマのレギュラーにほぼ移行している南條愛乃が来るのはソロデビュー10周年であることを考えても予想できませんでした。茅原については期間限定とはいえ予想を低くしていたのもあります。
継続出演についても現時点で新規タイが無く、レーベル移籍の影響で取りにくいロデオやソロとしては現時点での新規タイが無い東山奈央*19が来るのは意外でしたし、新規タイが無い芹澤優 feat. MOTSUはi☆Risと交代だと思っていました。まあMOTSUさんはどっかで来ると思いましあが・・・、他にも新規タイがあるとはいえレーベル内の入れ替えポジにいると思ったWho-ya Extended*20や花澤香菜が残っているのも意外でした。まあ大橋トラセは新規アニタイ無くても来ると思いましたが()、まあこの2組は優先的にアニタイ貰えそうな気もします・・・
一番意外だったのはこの人は常連入りするだろうから第一弾で発表されると思っていたアーティストがいなかった事です。ソニーのhalcaやコロムビアのMADKID、ポニーキャニオンの石原夏織やDIALOGUE+辺りは新規タイもあるし第一弾で当確かと思ったのですが‥もちろん追加される可能性はありますが。
なお今年の第一弾発表組数は金土が12組、日曜が11組となっていますが去年は金土が13組、日曜が14組と1日当たり2組ほど少なくなっています。今後の追加回数にもよりますが、今年の最終出演組数も去年より5~6組ほど少なくなるのではないでしょうか。去年は曲数に対して組数が多すぎた感がありましたのでそこはいいと思います。
継続・復帰・新規出演者のバランスとしては去年は4:3:3のでしたが今年は現時点で5:2.5:2.5となり多少は継続組が多くなっています。バランスとしてはこれぐらいがいいと思います。
レーベル割合を見てみるとバンナムがやはり目立ちます。去年は最終的に僅差でソニーに敗れてましたが今年は現時点でソニーが少ない分、声優アーティスト、アニソンシンガー、作品ユニット全てを出しているバンナムが1位です。続いてソニー、ポニキャ、コロムビア、エイベックス、ブシロード、ビクターと例年通りの面子と順位が並んでいます・・・1っ足りねえな!?
そう、今年は第一弾でキングレコードが1組も出ていません。第一弾でキングレコードから1組も出ていないのはコロナ禍の2021年以来です*21。5月のキンスパ2024のチケットの売れ行きが微妙らしいとはいえただでさえ昨今のライブの集客苦境やアニソンのタイアップが一般アーティスト寄りになっているという問題がありアニソン業界は一丸とならなければならない中、このような自社の利益のみを優先する姿勢、しかもアニサマ2023の販売権はキングレコードにありその分映像ソフト売上げの権利はキングに優先される状況で、今後の映像ソフト売上やチケット売上にも大きく影響する第一弾アーティスト発表に1組も出さないというのは法律上の問題は何も無いし、自社の利益を優先するのはとして当然であるという事を差し引いても不義理としか言えないでしょう。
だいたいキングレコードは昔から日曜に人気アーティストを集中したと思ったらいきなり出さなくなったり、好き勝手やりすぎなんだよ、最近ヒット作も出せてないくせに、そんなんだから所属アーティストにも逃げられるんだよ
覚えてろキングレコード・・・地べたを這い泥水をすすってでもチケットを売ってやる・・・(キンスパ2024のチケットをご用意されつつ)
まあ流石に今後追加されると思いますので、温かい目か冷たい目で見てあげましょう。
なおアーティストの種類別割合としては声優関係アーティストが7割近くを占めています。多分追加次第でこの割合が大きく変わる事はありません。去年も声優とアニソンシンガーの追加数はほぼ同じでしたから。昨年の追加回数は5回、基本的に1回の追加で各日1組追加でした(土曜日のみ1組多い)ので、調整の為現時点で1組少ない日曜に調整の為1組多く追加されるか何かで1日17組×3、54組程度の出演者になると思います。1組当たりの曲数を考えてもそれがちょうどいいと思いますし。毎年声優ばっかりと言われていますがどこのフェスもこんなもんですし、まあ時代の流れでしょう。
そして人気アーティストが追加されるか、についてはここ10年ではトリ担当者が追加された例がありますし*22、昨年もClarisや内田雄馬のように武道館クラスの経験者が追加されています。今年もこのぐらいの人気アーティストの追加は各日1組ぐらいは期待していいと思います。
そしてそんな今年のアニサマのテーマソングはテーマと同じ「Stargazer」。制作を手掛けるのは水樹奈々や宮野真守、栗林みな実といった人気アニソン歌手、うたのプリンスさまっ等の人気コンテンツ、西川貴教や旧ジャニーズ系といった一般アーティストに至るまで幅広く楽曲提供を手掛ける、21世紀のアニソンを代表するクリエイター集団、エレガこと「Elements Garden」です。今年の出演アーティスト関係ではバンドリシリーズや南條愛乃、内田真礼、小倉唯、宮田俊哉等がエレガからの楽曲提供を受けています。
そのエレガのメンバーからはうたプリ、バンドリ、D4DJ等のコンテンツや小倉唯、内田真礼といたアーティストに楽曲提供をし、アニサマでも披露されたRoseliaの「BLACK SHOUT」「ZEAL of proud」、RAISE A SUIRENの「EXPOSE 'Burn out!!!'」の作詞を担当した『織田あすか』が作詞を、平野綾の「冒険でしょでしょ?」、小倉唯の「Raise」、宮野真守の「オルフェ」、そして水樹奈々の「COSMIC LOVE」「夢幻」「TESTAMENT」を手掛けた『藤田順平』、スフィアの「GENESIS ARIA」、西川貴教+ASCAの「天秤-Libra-」そして「エイミー」「TERMINATED」「境界の彼方」「Paradise Lost」といった茅原実里のヒット曲多くを手掛けた『菊田大介』の二人が共同で作曲・編曲を担当します。
エレガの楽曲と言えば水樹奈々のシンフォギアシリーズやバンドリでの激しく盛り上がる楽曲のイメージが強い人が多いかと思いますが、アニサマ発表会で一部流された*23「Stargazer」ではアップテンポながら歌唱アーティストのメロディーが調和した、夏祭りの終わりに相応しい「楽しかった輝かしい思い出」を思わせる楽曲です。昨年の残ったエネルギー全てを燃やし尽くす「heartbeat-axelator」とは全く異なる、しかし負けず劣らず魅力的な楽曲と言えるでしょう。
2021年から3年間、ドワンゴ(KADOKAWA)と文化放送と共に主催に名を連ね年末年始のアニサマ特番や関係番組を放送していたBS11の名前が無くなっており、協賛にABEMAが初めて入っています。ということは今年のアニサマの年末年始特番はBS11ではなくABEMAチャンネルで放送されると思っていいです。まあABEMAだと録画は出来ないしアーカイブも見れたり見れなかったりするんで、あんまり好きではないんですがね()
またアニサマには欠かせない、多くのアーティストの演奏を担当するアニサマバンドにもメンバー入れ替えがありました。2007~08を除く全てのアニサマでのギター演奏を担当した松尾洋一さんが去年のアニサマを最後に退任し、今年からはIMAJOさんがギターを担当します。
松尾さんはJAM Projectや田村ゆかり、堀江美都子、そして故・水木一郎といった錚々たるメンバーのライブやレコーディングのメンバーとして参加したレジェンドギタリストであり、有名ホストであり以前アニサマ2017のライブ映像視聴特番に参加したROLANDさんのアニメ好きにも大きな影響を与えた人物です。そしてIMAJOさんは「サイキックラバー」のメンバーとして5回のアニサマ出演経験があり、ギタリストとしてもJAM Projectや中川翔子、アイドルマスターシンデレラガールズと言った面々のサポートをされている歴戦の勇士です。少し寂しいですが松尾さんへの感謝とIMAJOさんへの期待を込めて今年のアニサマに望みましょう。
昨年から導入されたVIP席についてですが、これに加えてアリーナとスタンド200レベルのそれぞれ前方(スタンドは会場全体だけでなく200レベルスタンドの前方でもある)の席をS席として販売します。一般席が1万円なのに対してS席はアリーナ、スタンドどちらも1万5千円、VIP席は2万3千円となります。安くない!!(忌憚なき意見)どうせならアリーナ後方とかは5千円程度にしたら金を出すのに渋る層に売れると思うのですが・・・質の悪い客の隔離にもなりますし()
なおステージレイアウトについても昨年のVIP席は文字通りアリーナ前方の中央でしたが、今年はアリーナ前方の中央、ただし前方と後方を分けてある通路まで最後列が拡大しています。その分過去に合ったステージからアリーナ前方まで伸びている花道が復活しており、その分席が削られているのでVIP席そのものの数は多少増えた程度だと思います。ちなみに昨年のアニサマは中央ステージを設けていたのですがこれはVIP席から見ると後方なので、高い金を出してVIP席を取ってもお目当てのアーティストが後方ステージに行くと見にくいという悲劇が生まれてしまいました。ですが今年は花道と中央ステージがVIP席のど真ん中を貫いているので、VIP席は確実に得をするように改善されています。
また昨年と同じくVIP席購入者にはいくつか特典がありますが、専用レーンからの優先入退場、Blu-rayでの応援ネーム掲載、グッズの特性日替わりTシャツといったものは変わりません。しかし昨年あった特製パンフレットは無くなり、その代わり特製サコッシュとステッカーが新たにグッズとなっています。値段に見合っているかはともかく、パンフレットが欲しい人は普通に買いましょう。
なおS席についてですが、値段は同じですがスタンドの方が多少ステージから離れているとはいえ高さの違いからステージが見やすく、アリーナはS席であっても平面なので後ろの方になるほど多少見にくくなります。なのでS席を取るならスタンドを優先した方がいいです。ただし公式HPのレイアウトを見る限りS席アリーナの方がS席スタンドよりも多く取っているため、スタンドの方が倍率が高いと思われます。とはいえチケットを申し込む際は複数の席種から優先順位を選んで応募できるのでS席スタンドを申し込んだらアリーナを申し込めないというのはありません。優先順位を選んで安心して応募しましょう。
ただし最速先行の申し込み期限は4月14日(日)です。残り1週間程度です。焦る必要はありませんが早くやっておけば忘れる事もありませんので、今のうちにやっておいた方がいいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました。一身上の都合上次の更新は結構先になるかと思いますが、次回もよろしくお願いします。
*1:2020年の出演予定はカウントせず
*2:レーベルとしてはアミューズグループ内のレコード会社であるA-SketchのアニソンレーベルであるAstro Voice
*3:ソロアーティストとしては完全に初出演、JAM Projekctメンバー及びメドレー内でのソロ出演経験はあり
*4:Keyの自社レーベル
*5:レーベルとしてはMENT RECORDING、旧ジャニーズ事務所とエイベックスの共同レーベル
*6:2021年にワニくんの「中の人」として出演経験あり
*7:2021年にバンダイナムコグループから独立したHIGHWAY STAR 内のプロデュース事業者、2024年に実質移籍
*8:2024年にGLEANに実質移籍、移籍後の新規アニメタイアップは無し
*9:2021年に初出演予定だったが出演中止
*10:現在はレーベル所属せず個人で活動中
*11:2020年に出演予定だった
*12:Cygamesの独自レーベル
*13:茅原実里含む、きただにひろし及びGRANRODEOは0.5組換算
*18:伊東健人、She is Legend、ブレイバーン(CV.鈴村健一)がそれぞれ1組、GRANRODEOが0.5組換算
*19:BURNOUT SYNDROMESとのコラボ楽曲はアニタイとして発表されている
*20:前回新規アニタイが無いと書きましたが2023年の秋アニメ「はめつのおうこく」で主題歌を担当していました
*21:後に3組追加
*22:14年のTMR、16年のデレマス、19年のAqours、21年のangelaも20年に出演予定はされていたとはいえ追加だった
*23:リンク先、56分25秒当たりから