私が初めてアニソン関係のライブに行ったのは2010年のJAM Projectツアーの静岡公演でした。それから数回静岡で開催されたライブに参加した後、初めて東京に遠征したのが2013年1月27日に開催された「リスアニ!LIVE-3 [SUNDAY STAGE]」でした。
自分の一番の目当てはスフィアなのでしたが、Kalafinaの「コネクト」カバーや「ひかりふる」「to the beginning」、藍井エイルの「AURORA」「INNOCENCE」「MEMORIA」、中島愛の「星間飛行」、川田まみの「No buts!」「JOINT」・・・数々の名アニソンを聴くことが出来たこのライブは、私のアニソンライブオタク人生の決定的な転換点となりました。この経験が無ければ、自分は首都圏でやっているライブの情報をネットで見つつ、静岡に来るアーティストのワンマンに年数回行く程度の生活を送っていたでしょう(それはそれで浪費せずに済んだのですが)。
そんなライブの出演者の一人だったのが、黒崎真音でした。「UNDER/SHAFT」「Magic∞world」「メモリーズ・ラスト」といった人気アニソンを聴けたのは純粋に楽しかったです。その後の自分の行ったライブでも何度もお目にかかる機会がありました。その後もANIMAX MUSIX2016、Animelo Summer Live2016、2017、2019、リスアニ!LIVE 2017 SUNDAY STAGEといったライブで何度も曲を聴かせてもらいました。ALTIMAとしてもANIMAX MUSIX2015でオバマが到来させてもらったのもいい思い出です。
コロナ禍後自分が行ったフェスで会う事は無く、アニサマ2019のステージでお目にかかったのが最後となってしまいました。自分と同い年であったり、さらに若い人々の未来や命がこんなにも簡単に奪われてしまうこの世を恨むしかない身ではあり、さらに言えばワンマンも行った事もなく金もろくに落とさなかった、大して貢献もしてこなかったオタクの身としては後ろめたさを感じてしまいます。そのような卑小な人間ではありますが、改めてご冥福をお祈りいたします。せめてあちらでは、恩師や友人と再会出来て心安らかでありますように。
そんな彼女が再開後終ぞ出演する事が叶わなかったものの、続いてくれることを願っていた「Animelo Summer Live」が今年も開催されます。故人を利用する気は毛頭ありませんが、彼女が愛し何度もステージに立ったこのライブが盛り上がる事が供養となると思いたいです。
アニサマ制作発表会はここ数年、ANIMEJAPANでの発表からオンラインオンリーの発表となっています。今年は3月19日、14時からオンライン配信で開催される予定です。ちなみに私はこの日立川にライブに行っているのですが、この配信は見る事が出来るのでライブ前に大いに湧き立とうと思います。
今年のアニサマは既に去年のライブ円盤の初回特典となるチケット最速先行抽選予約の詳細と共に概要が説明されています。日程は8月最終金土日となる25~27日、14時開場16時開演、会場はさいたまスーパーアリーナといつも通りのスケジュール&会場です。
そんな今年のアニサマの新たな試みは、既にANIMAX MUSIX等で導入されているVIP席システムの導入です。一般の指定席の2.5倍(税込み)料金となる2万5千円と引き換えに以下の特典が用意されます。
・アリーナ中央前方席がご用意される(確実にご用意されるとは言っていない)
・各日限定仕様のパンフレットとフリーサイズTシャツのプレゼント
何といっても目玉はアリーナ前方のご用意でしょう。ただでさえ広いSSAスタジアムモードなのですから、出来ればステージに近い席がご用意されたいものです。1万円+円盤代で微妙な席がご用意されるぐらいなら倍以上の金で良席がご用意される方がいいと思う富豪の方々もいるでしょう。・・・スタジアムモードのアリーナ後方、モニターが無いと本当にksですからね()
また入場時に結構混雑する事を考えれば、専用入場レーンの案内も嬉しいです。個人的には退場時にも最優先で使用できれば嬉しいのですが・・・、アニサマの終了時刻は毎年基本9時15~20分ぐらいになる事を考えると、規制退場に引っかかった場合帰宅がかなり難しくなるので。
それとパンフレットガチ勢としては特製パンフをくれるのも嬉しいです。流石に普通に物販で売っているものからガラッと内容が変わる事は無いでしょうし、各日出演者からの特別コメントや写真が数ページ追加される程度でしょうが、それでもただ限定の特典なのも嬉しいです。
そして特製Tシャツ。だいたいみんな推しや過去のアニサマTシャツを着ていく上、基本アニサマ以外には使えないデザインなので(ロゴとか)そこまでの需要はないかもしれませんが、まあ限定なのは嬉しいですよね。ところで皆さん沢山あるTシャツってどう使ってるんでしょうか。わざわざ部屋着にする事は無いでしょうし、捨てるのももったいないですし、毎回毎回買ってその時だけ使っていたら家がアパレル会社になってしまいますし。
そして応援ネーム。これは完全にプライスレスな一品ですね。ある意味承認欲求アイテムではありますが、ネットと円盤に永遠に残り続けるのは何物にも代えられないものでしょう。
ちなみに昨年のパンフレットは3500円、フリーサイズTシャツは6000円なので、残りの5500円が席及び入場優遇、応援ネーム代金になるという事になります。
・・・ただしここにライブ円盤代1万円(税込み)が加わります。VIP席は数が限られていますので、余程応募数が少ないか払い込み忘れでごく少数の席が用意されるかといった事が無い限り、円盤先行でほぼ枯れる事になるでしょう。つまり円盤を買わなければVIP席は応募する権利すらご用意されない可能性が高い事になります。となると1日当たり3万5千円(ライブ円盤、パンフ、Tシャツ、前方席、優先入場、応援ネーム記載特典付き)の出費となります。
そして全通となると10万5千円の出費となります。
そして出費という意味ではこれだけではありません。SSAから日帰り圏内に在住している方なら行き返りの交通費だけですみますが、そうでない方の場合は宿泊費と交通費が+されますし、さらに夏季は値段が高くなります。これら諸々を含めればちょっとした月収が丸々飛びます。まさに貴族の遊び場です。
なおアニサマ公式HPに掲載されている座席配置イメージ図では花道や後方ステージが設置されていないステージプランとなっていますが、変更になる場合があると記載されているので花道・後方ステージが用意されていないとは言っていません。ただVIP席がアリーナ前方のみとなる可能性は高いと思われます。
ここで同じくプレミアムシートとして課金による席優遇システムを導入しているANIMAX MUSIXと比較してみましょう。ANIMAX MUSIX 2022はPart1、2の二部構成、各部3時間の開催となりました。そしてチケット代は各部税込み8580円、両部通しで16500円、そしてプレミアムシートは各部15400円、特製Tシャツ付きとなります。アニマの公式物販で売られているTシャツは4000円なので、これと同じとすると15400-(8580+4000)=2820円が席の優遇代金となります。なおANIMAX MUSIX 2022では前方のメインステージからセンター席(横浜アリーナは他会場におけるアリーナ席をセンター席と表記している)を真っ二つに割くように配置されている花道の周辺一帯がプレミアムシートとして配置されていました。アニサマがVIP席をステージ前方のみにした事とは大きく異なります。
わかりやすく表にしてアニサマとアニマを比較するとこうなります。
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1日当たりの良席確保にかかる料金(税込) |
35000円(VIP席+円盤代) |
30800円(プレミアムシート) |
良席確保以外の特典 |
・専用入場レーン ・各日限定パンフレット(3500円相当) ・各日限定フリーサイズTシャツ(6000円相当) ・希望応援ネームの公式HP及び円盤クレジットへの記載 ・各日円盤*3 |
・Tシャツ*4 |
良席の定義 |
アリーナ前方のみ(ステージプランによって変更の可能性あり) |
センター席の内メインステージから花道に至る周辺席全て |
1日当たりの出演組数(歌唱アーティストのみ、シークレット含む) |
17.6組(各日平均) |
23組 |
1日当たりの公演時間 |
約5時間*5 |
約6時間半*6 |
1日当たりの平均曲数 |
46曲*7 |
48曲 |
1時間当たりの料金 |
約7000円 |
約4700円 |
1曲辺りの料金 |
約761円 |
約641円 |
出演者1組当たりの料金 |
約1989円 |
約1339円 |
こうしてみると円盤分を含むとはいえ、アニサマの方がアニマより4000円ほど高いとはいえ多くの特典があります。一方特典以外の単純なライブ要素、つまり出演者や曲、時間を見てみるとアニマの方がお得です。特に時間単位の料金ではアニマの方が2000円以上お得になっています。
また近年ではキング、ソニー、バンナムのエース級アーティストのようにアニサマでしか見られなかった出演者が出なくなった事によりアニサマとアニマの出演者が大きく変わらなくなっています。例えばアニマ2022の出演者計23組の内12組*8がアニサマにも出演しています。となるとコスパ的に得で出演者が大して変わらないのならアニサマよりアニマの方がいい、と思う人も多いと思います。
一方コロナ後のANIMAX MUSIXはコロナ前と比べて割高となっています。何故ならコロナ前のANIMAX MUSIXはPartが湧かれる事無く17組ほどが出演、6時間以上の公演時間だった上、チケット代も現在のPart1つ分と大して変わりありません。例えばコロナ禍前最後の通常開催で会ったANIMAX MUSIX 2019 YOKOHAMAの場合、普通席9500円、プレミアムシート17000円、17組が出演していました。つまり今のANIMAX MUSIXは出演数が増えているとはいえコロナ前と後で同じ時間で倍近い値段に上がっているという事になります。
また時間がほぼ変わらないのに出演者数が増えているため、1組当たりの曲数が少なくなっています。例えば上記のアニマ横浜2019は55曲、1組当たり3.2曲に対して2022は2,1曲になっています。この為以前ソロでの4曲枠が1~2組、3曲枠が2~3組だったアニマは現在、3曲枠が1組、他が2曲枠となっています。それでもファンセレを加えれば1組につき最低でも+1曲は増えるのでアニサマよりは1組当たりの曲数は多いとはいえ、以前と比べればコスパが悪いことには変わりはありません。
もっともアニサマも去年まではVIP枠が無いのでその分コスパが悪くなったことには変わりはありません。これは今の状況ではどこもどうにもならない事には変わりありませんが‥‥
話が逸れてきたので発表会の話に戻りましょう。アニサマの発表会でまず気になるのが出演者です。登壇者(出演者)はこれまで出演発表後に登壇する流れでしたが、去年から事前に発表会への出演が発表される流れになりました。そしてもちろんここに出るという事はアニサマ本編への出演が確定だという事です。まあネタバレです。
そんな出演者は以下の通りです。過去の出演経歴を含めて記載します。
・麻倉もも:声優ユニット「Trysail」メンバーとして15~22年に7回連続出演、前回大トリ経験者。作品ユニット「アイドルマスターミリオンスターズ」メンバーとして14、17、18年に3回出演、17年トリ前、ソロアーティストとして18年に1回シークレット出演。
・伊藤美来:ソロアーティストとして18~22年に4回連続出演、声優ユニット「Pyxis」メンバーとして17年に1回出演、作品ユニット「アイドルマスターミリオンスターズ」メンバーとして17、18年に2回出演、作品ユニット「アニメロサマープリンセス from プリンセスコネクト!Re:Dive」メンバーとして19回に1回出演、声優ユニット「Stylips」メンバーとして22年に1回シークレット出演
・岩田陽葵:作品ユニット「スタァライト九九組」メンバーとして18~21年に3回連続出演、作品ユニット「Photon Maiden」メンバーとして21年に1回出演、「Assault Lily [一柳隊]」メンバーとして21年に1回出演、21年3日間全日出演
・梶原岳人:ソロアーティストとして22年に1回
・小泉萌香:作品ユニット「スタァライト九九組」メンバーとして18~21年に3回連続出演、作品ユニット「Peaky P-key」メンバーとして21年に1回出演
・芹澤優:声優ユニット「i☆Ris」メンバーとして13、15~22年に8回連続出演、作品ユニット「アニメロサマープリンセス from プリンセスコネクト!Re:Dive」メンバーとして19回に1回出演
・halca:ソロアーティストとして21、22年に2年連続出演
このようにソロのアニソンシンガーとして活動しているhalcaと去年ソロアーティストとして出演した梶原を除く5人はソロや声優ユニット、作品ユニット等で出演経験があります。そして併せて注目すべきなのは、個人名義の出演であって特定のユニットからの出演であると発表されていない事です。つまりソロとしてだけではなく、ソロと他ユニット両方で出演する、またユニットのみで出演する可能性もあるという事になります。最も昨年はソロとユニット両方を経験している出演者が発表会にいたけれどソロのみの出演だったという事もありましたので*9、確信が出来ないというのもそれはそうです。
それを考慮して前回の予想記事に掲載した物から手を加え作り直したのがこちらの予想表ver2になります。追加したアーティストは黒字にしておきます。
出演者合計 |
51組(1日平均17組、シークレット除く) |
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継続出演 |
26組(約51%) |
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復帰出演 |
13組(約25%) |
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初出演 |
12組(約24%) |
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レコード会社 |
出演人数(割合) |
継続出演 |
復帰出演 |
初出演 |
10組(約19%) |
・ASCA ・FLOW ・halca ・ReoNa |
・麻倉もも |
・結束バンド ・Who-ya Extended |
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バンダイナムコアーツ |
11組(約21%) |
・ウマ娘プリティダービー ・大橋彩香 ・鈴木愛奈 ・TRUE ・仲村宗悟 |
・堀内まり菜 ・MindaRyn ・Liyuu |
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6組(約12%) |
・愛美 ・内田雄馬 |
・蒼井翔太 |
・岡崎美保 |
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3組(約6%) |
・伊藤美来 ・MADKID |
・小倉唯 |
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6組(約12%) |
・石原夏織 ・内田真礼 ・DIALOGUE+ |
・スタァライト九九組 |
・harmoe |
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4組(約8%) |
・RAISE A SUILEN |
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・Lyrical Lily ・UniChØrd ・Morfonica |
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ビクター(フライングドッグ) |
2(約4 %) |
・東山奈央 |
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エイベックス |
2(約4 %) |
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・Paladox Live |
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MAGES. |
1組(約2%) |
・亜咲花 |
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2組(約4 %) |
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・岸田教団&THE明星ロケッツ ・fripSide(phase3) |
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ワーナー |
1組(約2%) |
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・早見沙織 |
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2組(約4 %) |
・OxT |
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その他 |
1組(約2%) |
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・May'n(Digital Double) |
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変更した所については
・現在短期活動休止中のエイルは出る可能性があるとしてもシークレットと思われるので外し、発表会に出る麻倉ももをTrysailだけでなくソロでも出演すると予想して復帰出演枠に
・SACRA MUSICの中では今の所新規タイが決まっていないスピスピを外し、今年の「リスアニやアニマでは見るけどアニサマ出てないよね」アーティストの一人であるペンギンを入れる。ただスピスピはアニサマ運営に気に入られてるっぽいし新規タイもなんだかんだで取りそうなんですよねー
・新規タイが決定した鈴木愛奈を継続出演に、新規タイが今の所無いZAQを予想から外す
・バンナムの新規枠は今の所アニタイが1曲しかないNACHERRYを新規出演から外してアニタイが多数あるMindaRynを選びなおす(最初からやっておけ)、同じくタイアップが多数ありバンナム側も推してそうな堀内まり菜を追加。
・栗林みな実は土日にライブ(しかも福井と兵庫という埼玉から回すには少し厳しい場所)があるので出演そのものが難しいと思われるので予想から外す。今年無理なら去年呼んでおけば・・・
・伊藤は他ユニットでの出演可能性が無くも無いが、後述の理由でソロのみと予想
・大西は新規タイがあるとはいえコロムビアの枠が少なさそうなので小倉と入れ替えで外した(実は51の出演枠に収める為の調整だったとは言わない)
・小泉と岩田が揃っている、というか公式twitterが触れているのでharmoeは確定、というかバレバレとはいえもう少し隠せや(
・さらにこれだけでは無いだろうという事で新曲を出したりバンドライブが決定したりとまだまだ続くスタァライト九九組をみもりんソロに代えて復帰出演に入れる
・なおあかりんの復帰出演は押し出されるように落選にしました、ごめん(ただし継続出演のどこかが出ない可能性もある
・芹沢は他ユニットやソロ等での出演可能性が無くも無いが芹沢はソロでの最近のアニタイが無いので例年通りi☆Risでの出演と予想
・梶原は前回出演からアニタイが増えていないのでソロではなく、主人公格のキャラとして出演しているHIPHOPメディアミックスプロジェクト、「Paladox Live(通称パラライ)」のメンバーとして出演と予想。ちなみにこちらは今年アニメが放送予定なのでそれに合わせてくると思われるかと
・ブシロはD4DJからの新規枠は最初Abyssmareと予想してたけど、これはUniChØrd+May'nが普通に出演からのシクレとして出演するのが一番いいかなーと
・なお麻倉&伊藤、そして小泉がいるけれどアイマス&ラブライブからの出演は微妙なのであえて入れていない、去年思いっきり裏にイベントぶつけてきて今年しれっと出る可能性は低いのでは・・・でも一昨年→去年のウマもこのパターンなんだよなぁ、外れてくれるに越したことはないとはいえ
・継続組でヤバそうなのは新規タイが今の所無く19年にも一度お休みしているロデオなのだけど、今のアニサマでロデオまでいなくなるといい加減トリクラスが少ないのがヤバいので出てもらわないと困る
・復帰組にJAMを入れたのは水木の兄貴の事もあるけど、そろそろバンナムからトリクスを出さないとヤバそうってのもある。純粋にそろそろ出てきてほしいというのももちろんあるけれど
新規組が前回予想だと8組だったけど、流石に少ないと思って12組に増やす。実はもっと出そうな人はいるけれど、出演枠が少なさそうなレーベルの人が多いので外した(これは復帰出演も同じ)
今年のアニサマの出演者予想としては去年と大きく変わる事は無く、そこまで大きな目玉となる大人気アーティストは出ないが堅実な出演者が揃うと思います。悪く言うと「一言で言うとノーサプライズ 見あきた顔と いつか見た顔が並んだ 古色蒼然たる面々」です(
なおMCは例年の鷲崎健さんに代わりリスアニ!LIVEでお馴染みの冨田明宏さんが担当します。わっしーは日曜日に生放送ラジオのレギュラーが入っているからね、仕方ないね。バラエティ的盛り上がりではわっしーの方が向いていますが、アニソンを深堀するという意味では富田さんの方が向いているので、それぞれ得意分野が異なりますがアニサマ関係番組の司会向けという意味ではどちらも適任だと思われます。
出演者予想についてはこれぐらいです。他に気になるのは声出しの有無、テーマ、テーマソング、これぐらいでしょうか。
まず声出しについては会場側のNGは無いと思われます。アニソン関係では既にさいたまスーパーアリーナで4月に開催される「アイドルマスターミリオンライブ!」のライブでコールの許可が出ていますので、アニサマについても同様に許可が出ると思われます。最も今後の情勢によって変化があるかもしれませんが・・・
後は運営側が声出しを許可するかです。アニサマ運営そのものは声出しでやりたいと思っていますが(声出しが出来るなら行く、という層も一定いますし)、後は全出演レーベルの許可が得られるかによります。既にブシロード、バンダイナムコアーツ(ランティス)、ソニー、ポニーキャニオン、フライングドッグ等のレーベルがライブでの声出しを解禁し、キングレコード等のレーベルも今後の声出し解禁を発表しています。夏になる頃には全てのレーベルが声出しを解禁すると思われますが、ただ1社でも反対した場合はコールが難しい可能性はあります。大丈夫かとは思いますが・・・
そしてアニサマ2023のテーマについてです。2023年のアニサマは3日開催になってから10周年、そして18周年にして18回目になります*10。
アニサマ運営はこういう数字からテーマを作る事が多くあります。例えば2012年の第8目は8を横に倒した「∞」から「INFINITY」、2017年の第13回は13の数字がトランプの枚数と同じなので「THE CARD」、2018年の第14回は14→「いいよ」から「OK」、2020(2021年に延期)の第16回は16→「いろ」から「COLORS」と言った感じです。
「18」から連想できる事情を考えると「一か八か」「一発(18)」等がありますが、これらの言葉から連想できるテーマならば「GAMBLE」などどうでしょうか。「一か八か」「一発勝負」といった言葉は賭け事にぴったり合います。00年代のアニサマに欠かせなかった名曲であるm.o.v.e.の「Gamble Rumble」もありますし。ちなみに18→成人年齢→賭博が出来る年齢というのも思い浮かびましたが、公営賭博は二十歳にならないと駄目なので没にしました()
また声出しが解禁になる可能性が高いという事でこれにちなんだテーマになる可能性もありますが、解禁のニュース自体が1月末だったので、それ以前から決まっていたであろうテーマを今更変えるのは難しいと思われます。テーマソングについても製作依頼はもっと前からあるでしょうし。
テーマソング担当者ですが、アーティストが製作する場合は今年20周年で出る可能性が高いangela、もし出た場合は同じく20周年のFLOW当たりでしょうか。ここ数年でアニサマのレギュラー出演者による楽曲提供も一回りした感がありますが・・・
クリエイター側から出るとしたら、知名度抜群だけどまだやってないElements Garden関係者(上松さんとか)や、人気作品の楽曲提供者で話題性のありそうな人選ではアイマス、ラブライブ、ウマ娘等に楽曲提供している新田目俊&新田目翔の双子の兄弟による共同作詞作曲編曲などでしょうか。まあ前者はともかく後者はコンテンツからの出演者が出るからこその人選になるかもしれませんがw
まあアニサマ運営には、こんな素人の予想を上回り、期待を裏切らない回答を出して欲しいものです。10年以上オワコンオワコンと言われ毎回毎回問題を起こし叩かれながらも、2万以上の海上を埋める事が難しいこのアニソンライブ苦難の時代に潰れることなくSSAスタジアムモードの6~8割は埋められるアニサマの底力を今年も見たいものです。
泣こうが笑おうが1週間後の発表会で何らかの情報は出るのですから、まあそれまで楽しみにしていましょう。
今回も読んでいただきありがとうございました。次回は出来れば月内に更新したいのですが、ここ2ヶ月ライブ三昧でまともに更新しなかったこのブログに期待しないでください()
何にせよ次回はアニサマ2023の発表に関する記事を書こうと思います。もよろしくお願いします。
なお自分よりもっとしっかり考えた予想については、はちさんのブログをご参照ください(勝手に宣伝)
*1:席の特典以外は以下直近の「Animelo Summer Live 2022」を参考とする
*2:以下直近の「ANIMAX MUSIX 2022」を参考とする、注釈の無い限りPart1と2の合計
*3:円盤の購入特典が最速先行応募券なので逆ではあるが記載
*4:Partごとに別柄、4000円相当
*5:休憩15分含む2022は日にちによって大きく異なった為、例年の平均時間を記載
*6:休憩なし、Part1は3時間、Part2は3時間半
*8:同一コンテンツという括りではLyrical Lilyを加えて13組になる