皆さん、もうすぐ11月ですね。今年も残す所早くも二か月となります。今年は個人的にも大変なことが多くありましたが、世の中も色々と大変なことが多く起きてしまいました。アニメ・アニソン界も特にこの一週間で色々と・・・業界全体お祓いに行って(懇願)
さて遡る事に4ヶ月近く前、6月25~26日にはAqoursの6thツアーファイナルである東京ドーム公演が開催されました。当初2020年に開催される予定だった本来の6thドームツアーと比較すると西日本の二会場が無くなったとはいえ、日本国内の3つのドーム球場を回るツアーと言うのはアニソン業界でも最大規模のものです。これを成し遂げたのは流石Aqours、未だ業界のトップアーティストと言えます。
そして本来この日には西武ドーム(ベルーナドーム)で「KING SUPER LIVE 2022」も開催予定であり、もし実現したら同じ日に関東圏の二つのドームでアニソンライブが直接激突するという史上初の出来事となりましたが「諸般の事情」で延期となったのは皆さんご存知の通りです。かくいう私も参加予定でしたがお家でゆっくりと休む事となりました。ただ当日現地の気温を見る限り、開催されていたら結構大変な事になっていたと思われますが・・・(オブラートに包んだ表現)
実現しなかったとはいえ同日にアニソン界でドームライブがぶつかり合うというのは2020年以前ですら実現しなかった事であり、アニソン業界の成長を感じられます。また来週からは11月第一週の土日がウマ娘、第二週の土曜日がバンドリ、日曜日がブシロード15周年フェス、第三週の日曜がシンフォギアライブと現時点で5/8がアニソン関係ライブで埋まっています。
そして三か月ほど前、アイマス17周年記念日である7月26日、「M@STERS OF IDOL WORLD 2023」が2023年2月に東京ドームにて開催される事が決定しました。コンテンツ内の合同ライブとはいえ東京ドームで開催されるアニソンライブとしては水樹奈々、ラブライブに次ぐ3例目のものとなります。また過去には東京ドームでのアニソンフェスが何度も開催される等、もはやドームでアニソンライブが開催されるのは珍しくありません。
という事で今回はドーム球場、また同規模の会場であるスタジアムで開催されたアニソンライブについて見ていきたいと思います。
そもそもドームというのは半球状の屋根を指す言葉であり、教会、聖堂、モスクなどの宗教建築物の円形状の屋根もドームと言います。そして大規模な野球場にこのような屋根が備え付けられている場合、一般的にドーム球場と呼ばれます。
日本でドーム球場と言えば東京ドーム、福岡ドーム(福岡PayPayドーム)、大阪ドーム(京セラドーム大阪)、ナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)、札幌ドームのいわゆる五大ドーム、そして西武ドーム(ベルーナドーム)を加えた六大ドームを指しますが、実は他にも全国にドーム球場があります。これらの会場はスポーツイベントだけでなくコンサートやライブ等の音楽イベントでも使用される事はあります。
アニソン関係で使用された会場では北九州メディアドーム(福岡県)、グリーンドーム前橋(群馬県)、サンドーム福井(福井県)等がありますが、一般的にこれらの会場でのライブをドームライブと呼ぶ事はありません。おそらくは会場の規模の違いによるものでしょう。後者の会場は収容人数が1~2万人ほどであり、六大ドームの半分以下しかありません(最もそれでも国内の大型アリーナに匹敵しますが)。これらの会場で開催されたライブはドームライブではなくアリーナライブと呼ばれる事が多いです。
さて、上記の六大ドームの共通点としては日本プロ野球球団の一軍本拠地かつライブを開催する場合の収容人数が4万人以上という点があります。日産スタジアムや新国立競技場等これ以上の収容人数を誇る会場はありますが、屋根があるため天候に左右されない(約1会場を除く)会場として六大ドームは日本最大級の会場であり、この舞台そのものが日本のアーティストとして最大級の到達点と言っても過言ではありません。この六大ドームの内札幌ドームを除く5つのドームでアニソンライブの開催計画がされ、4つのドームでは実際にライブが開催されました。今回の記事ではこの5つのドームで開催・計画されたライブについて見ていきます。
また日本のプロ野球12球団の内ドーム球場が本拠地なのは6球団であり、それ以外は屋根のないスタジアム会場となっています。その内宮城球場(楽天生命パーク宮城)は野球観戦の際の応援音出しにも制限があるほどでありコンサートの開催は不可能ですが、他5会場はライブ会場として使用された事があります。その内明治神宮野球場と広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)を除く3会場はアニソンライブで使用された事があります。いずれもプロ野球の本拠地としてドーム球場に匹敵する収容人数を誇る会場であるため、ドーム球場でのライブと併せて見ていきます。
アニソンライブが開催・計画されたドーム・スタジアム会場 |
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会場【以下の一覧表での略表記】 |
開場年 |
収容人数 |
所在地 |
東京ドーム【T】 |
1988年 |
約5万5千人 |
東京都文京区 |
1997年 |
約4万9千人 |
愛知県名古屋市東区 |
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大阪ドーム(京セラドーム大阪)【O】 |
1997年 |
約5万5千人 |
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福岡ドーム(福岡PayPayドーム)【F】 |
1993年 |
約5万2千人 |
福岡県福岡市中央区 |
1999年 |
約4万人 |
埼玉県所沢市 |
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1990年 |
約3万6千人 |
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横浜スタジアム【Y】 |
1978年 |
約3万2千人 |
神奈川県横浜市 |
阪神甲子園球場【K】 |
約4万5千人 |
兵庫県西宮市 |
ご覧の通り小さくても3万人以上、大きければ5万人以上を収容できる巨大会場です。このクラスの会場に立てるのはアニソン界どころか日本の音楽界でもトップクラスの大人気アーティストだけです。そんな会場でフェスだけでなくワンマンライブが出来る事自体、アニソン業界が成長した証でしょう。
それではドーム・スタジアムライブ一覧を見ていきましょう。なお細かい出演者については略していきますので、自分でググってください。
なおアーティスト及びコンテンツ規模の単独ライブは普通の字、アニソンフェスは太字、中止・延期となったライブについては斜線表記となっています。
日程 |
アーティスト名 |
会場 |
補足 |
2009年7月5日 |
S |
アニソン歌手初のドームライブ及び西武ドームライブ |
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2010年7月24日~25日 |
S |
アニソン歌手初の2daysドームライブ |
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2011年12月3日~4日 |
T |
アニソン歌手初の東京ドームライブ |
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2012年9月8日 |
M |
アニソン歌手初の千葉マリンスタジアム公演 |
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2013年8月3日~4日 |
S |
3日に日笠陽子が、4日にT.M.Revolutionがゲスト出演 |
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2014年8月3日 |
Y |
アニソン歌手初の横浜スタジアム公演 |
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2015年7月18日~19日 |
S |
作品ユニット初及びアイドルマスターシリーズ初のドームライブ及び西武ドームライブ、アイドルマスターシリーズ3作品での合同ライブ 18日については殆どアイドルマスター(765PRO ALLSTARS)の単独ライブ |
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2015年9月19日 |
S |
高垣彩陽がゲスト出演 |
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2016年3月31日~4月1日 |
μ's |
T |
作品ユニット初、ラブライブシリーズ発の東京ドームライブ、このライブを最後に事実上の活動休止 |
2016年4月9日~10日 |
T |
アニソン歌手初となる二度目の東京ドーム公演 |
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2016年9月22日 |
K |
アニソン歌手初及び日本音楽業界のソロアーティストとしても初の阪神甲子園球場公演 |
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2017年5月27日~28日 |
S |
男性アニソン歌手初及びうたの☆プリンスさまっ♪シリーズ初のドームライブ |
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2017年9月29日~30日 |
S |
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2018年5月5日~6日 |
S |
ファンミーティングイベント |
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2018年6月9日~10日 |
S |
Saint Snowがゲスト出演 |
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2018年7月7日~8日 |
S |
アイドリッシュセブン初のドームライブ |
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2018年9月24日 |
KING SUPER LIVE 2018 |
T |
東京ドームで開催された初のアニソンフェス |
2018年11月10日~11日 |
S |
アイドルマスターシリーズ内作品としては初の単独ドームライブ、後述のナゴヤドームライブと併せてアニソン歌手初のドームツアー公演 |
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2018年11月17日~18日 |
T |
Saint Snowがゲスト出演 |
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2018年12月1日~2日 |
N |
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2019年4月17日~18日 |
Kiramune |
S |
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2019年5月18日~19日 |
S |
SILENT SIRENとの対バンライブとして開催、18日にはRoseliaが、19日にはRAISE A SUILENがオープニングアクトとして出演 |
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2019年6月8日~9日 |
S |
Saint Snowがゲスト出演 |
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2019年7月6日~7日 |
S |
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2019年9月15日 |
M |
水樹の単独ライブ通算200回公演 |
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2019年10月19日~20日 |
バンダイナムコエンターテイメントフェスティバル |
T |
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2019年11月9日~10日 |
N |
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2020年2月15日~16日 |
O |
アニソン歌手初の京セラドーム大阪ライブ |
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2020年3月28日~29日 |
ヒプノシスマイク |
S |
ヒプノシスマイク初のドームライブ予定だったが中止 |
2020年4月18~19日 |
S |
2021年に延期 |
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2020年4月25日~26日 |
S |
あんさんぶるスターズ初のドームライブ予定だったが中止 |
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2020年5月3日 |
S |
2021年に、さらに2022年に再延期 |
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2020年6月6日 |
S |
宮野真守初及び男性声優アーティスト初のドーム公演となる予定だったが中止 |
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2020年7月18日~19日 |
S |
アイドルマスターSideM初のドームライブ予定だったが中止、同ライブのナンバリングナンバーだった5thは現在も欠番となっている |
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2020年8月10日 |
Fate/Grand Order Fes. 2020 in TOKYO DOME ~5th Anniversary~ |
T |
中止 |
2020年8月16日 |
N |
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2020年9月5日~6日 |
N |
Aqours初のナゴヤドーム公演及び下記の京セラドーム大阪まで、5会場10公演を回るアニソン界最大のドームツアーの予定だったが全公演中止、同ライブのナンバリングナンバーであった6thは事実上の振替公演となった2022年のドームライブに受け継がれる |
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2020年9月5日~6日 |
LiSA |
S |
LiSA初及びアニソンシンガー初のドーム公演の予定だったが延期、その後中止 |
2020年9月13日 |
S |
2022年に延期 |
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2020年9月19日~20日 |
S |
中止、当初から無観客公演の予定だった |
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2020年10月10日~11日 |
T |
中止 |
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2020年12月26日~27日 |
F |
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2020年(詳細日程未発表) |
バンダイナムコエンターテイメントフェスティバル2nd |
T |
1st終演時に2020年東京ドームで開催とのみ発表されそのまま続報が出ず、事実上の延期 |
2021年1月16日~17日 |
O |
ラブライブシリーズ初の京セラドーム大阪の予定だったが中止 |
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2021年2月6日~7日 |
バンダイナムコエンターテイメントフェスティバル2nd |
T |
当初は2020年の開催予定と発表されていたが2021年に延期、さらに2022年に再延期 |
2021年5月8日~9日 |
S |
虹ヶ咲初のドーム公演、2020年以降初となるアニソン歌手のドーム公演 |
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2021年6月5日~6日 |
S |
2020年に予定されていた公演の延期公演だったが2022年に再延期予定、一部出演者変更 |
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2021年11月27日~28日 |
S |
2020年に予定されていた公演の延期公演、一部出演者変更 |
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2022年2月13日~14日 |
N |
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2022年2月27日~28日 |
O |
ラブライブシリーズ初となる京セラドーム大阪公演 |
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2022年3月5日~6日 |
S |
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2022年4月2日~3日 |
S |
全出演者が発表されないシークレット出演 |
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2022年5月14日~15日 |
バンダイナムコエンターテイメントフェスティバル2nd |
M |
2021年からの会場を変更しての再延期公演、出演者の大幅な変更あり |
2022年6月25日~26日 |
KING SUPER LIVE 2022 |
S |
諸般の事情により延期 |
2022年6月25日~26日 |
T |
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2022年11月5日~6日 |
ウマ娘プリティダービー |
S |
ウマ娘初のドーム公演となる予定 |
2022年11月12日 |
S |
2021年の再延期公演、2021年に予定されていた出演者変更が再度変更され2020年の出演者に戻る |
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2022年11月13日 |
BUSHIROAD 15th ANNIVERSARY LIVE |
S |
2020年3月以降初となる条件付きコール解禁ライブとなる予定 |
2022年11月20日 |
S |
2020年の延期公演、一部出演者変更 |
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2022年11月26日~27日 |
S |
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2023年2月11日~12日 |
T |
アイドルマスターシリーズ初の東京ドーム単独公演となる予定 |
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2023年3月4日~5日 |
Liella! |
S |
Liella!初のドーム公演 |
ここまでが現在までのドーム・スタジアムで開催・計画されたアニソンライブの一覧です。まず00年代~10年代前半を見ていくと実に水樹奈々無双です。(セールス的には)水樹の全盛期と言える時期であり、初の西武ドーム、初の東京ドーム、初のスタジアム等々アニソン界では夢物語であった前人未到の記録を次々と打ち立てていきます。当時の人気アニソン歌手は武道館がやっと、大ヒットコンテンツでもSSAが限界だったのを考えると彼女がいなければドームでアニメ・アニソンコンテンツのライブが開かれる日などなかったでしょう。やはりナナミズキは偉大です。
この流れが変わるのが2015~16年。15年にアイマスが合同ライブとはいえ水樹以外では初となる西武ドーム公演、μ's(ラブライブ)がファイナルとはいえ水樹以外では初となる東京ドーム公演を開催しました。これによって水樹一強時代は終わりを告げ、アイマス・ラブライブのバンダイナムコ二大巨頭アイドルコンテンツを初めとするアイドルコンテンツが次々とドーム公演を開催していきます。最もこの年も水樹は西武ドーム、二度目の東京ドーム、そして水樹の念願である甲子園球場単独公演を達成する等、まだ勢いは落ちていませんでした。
2017年頃からアイマスとラブライブのそれぞれ第二世代であるデレマスとAqoursが毎年のようにドーム公演を開催します。他にも男性アイドルコンテンツであるうたプリやアイドリッシュセブン(アイナナ)が西武ドームでの単独ライブを開催しました。ちなみにアイマス、ラブライブ、アイナナはバンダイナムコ、うたプリはキングレコードのコンテンツです。水樹奈々もキングレコード所属である事を考えると、この時代はまさにこの2社がアニソン界の二大巨頭と言えるでしょう。現在はこの2社にソニーを加えた三大巨頭となっていますが、アニソンライブの規模という意味ではソニーは一歩下がる感があります。
2018年にはキングレコードが初の東京ドームでのアニソンフェスである「KING SUPER LIVE 2018」を開催すればデレマスがアニソン界初となるドームツアー&ナゴヤドーム公演、Aqoursがラブライブシリーズ二度目となる東京ドーム単独公演を開催するという競争が繰り広げられています。ちなみに水樹奈々がこの時期欄に乗っていないのは、ツアーファイナルの会場がSSAスタジアムモードだったためです。
2019年にはキングレコード・バンダイナムコの2社以外では初となるドームライブをブシロードのBanG Dream!(バンドリ)からPoppin’Partyが開催しました。アニソン歌手ではないSILENT SIRENとの対バンという変則方式ではありますが、そもそもドーム公演を出来る事自体が新興コンテンツとしての勢いとブシロードの成長ぶりを感じさせます。
同年に開催された「バンダイナムコエンターテイメントフェスティバル」は東京ドーム2days、2日間で9万人を動員という日本最大規模のアニソンフェスとなりました。出演アーティストの中にはバンダイナムコ外のレーベル出演者も多くいましたが、それでも出演者数を見ればわかるように、中核としてのコンテンツはアイドルマスターといって間違いありません。バンナムフェスは大成功し早くも翌年東京ドームで第二回の開催が決定しました。この後デレマスは二度目のナゴヤドーム公演、そして初となる京セラドーム大阪公演と、水樹ですら成し遂げていなかった「アニソン界初」を更新していきます。またSideMが既に西武ドーム公演を発表している等アイマスシリーズは2020年に予定されている15周年に向けてその勢いを加速していました。
一方の老舗であるキングレコードも水樹奈々が自身初となるナゴヤドームのファイナル公演を含むツアーを発表し宮野真守が男性声優アーティスト初となる西武ドーム公演を、そしてヒプノシスマイクや戦姫絶唱シンフォギアといったコンテンツのライブも西武ドーム公演を発表する等の動きを見せていきます。
他レーベルではLiSAが声優以外のアニソン歌手として初となる西武ドーム公演を含む大規模ツアーを発表、バンドリは全バンドが出演する合同ライブを西武ドームで開催する事を発表し、男性アイドルコンテンツ「あんさんぶるスターズ!」も西武ドームライブを決定、人気ソーシャルゲーム「Fate Grand Order」は関係アニソン歌手を集めたフェスを東京ドームで開催・・・と2020年は毎月のようにドームライブが開催される、はずでした。
そして迎えた2020年、2月のデレマス京セラドーム大阪公演こそギリギリ開催が出来ましたが、表の通りその後のドームライブは全て消し飛びました。特にAqoursの六大ドーム中5か所を回るドームツアーは累計動員50万人近くをたたき出せたであろう、アニソン業界は勿論の事日本のアーティストとしても最大級のものでありましたが、当初から最初の2公演が無観客配信、最終的には全公演中止となる憂き目に遭いました。
それでも2020年秋ごろから少しずつライブが復活していく中でドームライブも再開されていきました。その第一弾が2021年5月の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の3rdライブです。その後も同年11月のうたプリ、翌22年2月、京セラドーム大阪での虹ヶ咲4thライブ、4月のデレマス10周年ファイナルライブ、そして西武、ナゴヤ、追加の東京ドームを回るAqoursの規模こそ小さくなったもののリベンジを果たしたドームツアーと、大規模コンテンツによるライブが次々と開催されていき2年前の賑わいを徐々に取り戻しつつあります。5月のバンナムフェス2ndも二度の延期を乗り越え、会場を千葉マリンスタジアムへと移し開催されました。一方でキングレコードの「KING SUPER LIVE 2022」は諸般の事情で延期となる等、未だに不安な面もあります。
今年の11月には延期となっていたバンドリやシンフォギアに加え大ブレイクしたウマ娘や数多くのコンテンツが集結したブシロードの15周年フェス等、西武ドームで毎週のようにライブが開催されます。そして来年2月にはアイマス5ブランド合同ライブが東京ドームで開催される予定であり、未だ復興途上にあるアニソンライブの中であってもドームを舞台にする大規模ライブは盛んに開催されています。
2020年から現在まで続く病禍は多くのライブを消し飛ばし、今なおアニソンだけでなく全ての音楽業界に大打撃を与え続けています。消えたライブには発表しておきながら開催出来なかったライブだけでなく、発表する事すら出来なかったライブがあっただろうと推測できます。これらについていくつか勝手に考察していきます。これについては実際に発表された&開催されたイベント以外については自分のお気持ち・考察がほぼ100%を占めていますのでご了承ください。
1:本来のバンナムフェス2ndについて
上記の通り、実際に2022年に千葉マリンスタジアムで開催されたバンダイナムコエンターテイメントフェスティバル2ndは、本来2020年に東京ドームで開催される予定でした。しかし社会情勢がご存知の通りになってしまい、延期自体の未発表のまま2020年11月に2021年2月6日~7日の日程での開催を発表するも2021年1月に再延期を発表、さらに2021年12月に2022年5月14日~15日での二度目の開催発表を行い、この通りの日程で開催されました。
つまり発表されていなかった「2020年、東京ドームで開催される予定だったバンナムフェス2nd」があったのです。このスケジュールを考察してみましょう。まず前回の1stが2019年10月の開催という事で常識的に考えれば2ndは約1年後の開催、2020年10月~12月辺りとなるはずです。上記の表を見ればわかる通り、この時期はAqoursが予定していたドームツアーとどっ被りです。バンダイナムコとしてもドーム同士で客を奪い合う愚を冒す理由は無いので、この日程での開催はありえないでしょう。逆に発表されなかった出演者にAqoursが揃って出る可能性はあると思います。ドームツアーがこの時期に集中している分、まとめてバンナムフェスの分のスケジュールを押さえる事は比較的容易でしょう。
では実際予定されていた2020年10月~12月の東京ドームのスケジュールを纏めてみましょう。なお2020年の本来の日本シリーズにおける東京ドームの使用予定(未発表)及び実際に開催された、及び予定されていた振替・配信公演等は考慮していません。
10月第一週(2~3日) |
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10月第二週(9~10日) |
Aqours東京ドーム公演 |
10月第三週(16~17日) |
17日に試合予定あり |
10月第四週(23~24日) |
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10月第五週(30~31日) |
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11月第一週(6~7日) |
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11月第二週(13~14日) |
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11月第三週(20~21日) |
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11月第三週(27~28日) |
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12月第一週(4~5日) |
6日に日向坂46のライブあり |
12月第二週(11~12日) |
12日からAAAのライブあり |
12月第三週(18~19日) |
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12月第四週(25~26日) |
スケジュール的には10月後半~11月辺りにやる予定だったのではないでしょうか。ちなみに2020年秋といえば虹ヶ咲のアニメ1期も放送中でしたので、ラブライブの面子的には「2021年に開催予定だったバンナムフェス2ndの出演者」とほぼ変わらなかったのではと思われます。
2:アイマス15周年ライブについて
さて2020年はアイドルマスター15周年に当たる年でもありました。2019年の年末には5ブランド合同の「プロデューサーミーティングツアー」が開催される発表がされていましたが詳細発表されないまま今に至り、2月後半以降の様々なライブ・イベントも多くが延期・中止されました。2020年9月5~6日にはシンデレラガールズの生配信番組がありましたが、これも本来2020年9月に予定されていた(日時の詳細こそ出ていなかったものの)ライブの代替企画です。
これだけの企画が予定されていたのだから、2014年や2015年に開催された、そして2023年に開催される「M@STERS OF IDOL WORLD」が開催される予定だったのは確定と言ってもいいでしょう。なにより上述のバンナムフェス1stでの中村繪里子さんのMCで「またこの場所に戻ってきたときに言わせてください。それまでは言わないでおきます」と言っていた事からも「15周年でアイマスオンリーの合同ライブを東京ドームで開催する」というのは既定路線だったのではないでしょうか。そうでなければ17周年という中途半端な時期に東京ドームで合同ライブを開催するはずがありません。今は15周年で出来なかった事を全力で取り戻している最中でしょう。
恐らく日程も「発表された最初のバンナムフェス2nd」の日程である2021年2月6~7日ではないでしょうか。ドームの予約はかなりの激戦になる事が予想されますし、その予約と言えば1年前ぐらいからしておくのが当たり前です。バンダイナムコほどの大手アニメ関係企業とはいえそう簡単に抑えられる箱ではありません。
恐らくは当初アイマスの為に抑えていた箱をバンダイナムコエンターテイメント全体のイベントであるバンナムフェスを優先するためにスライドしたが、結果的にこちらも開催出来なかった、という事でしょうか。
3:その他の「もしもの」ドームライブ
ここまで表を見てみた方々は近年のアニソン歌手のドームライブ数が増大化している事はお分かりかと思われます。2020年に予定されていたドームライブが無事開催されていた場合、東京ドームでの単独公演を達成したアニソン歌手に水樹奈々とAqours、それ以外の五大ドームではデレマス、西武ドームではうたプリ、アイナナ、バンドリ、あんスタ、SideM、Kiramune、宮野、ヒプマイ、LiSA・・・コンテンツ中心ではありますが数は確実に増えていました。ここからありえたかもしれない「もしも」のドームライブを予想してみます。
・「3度目の」東京ドーム公演、水樹VS Aqours
アニソン界で現役活動中のアーティストの中で、東京ドーム単独公演を、それも二度も成し遂げたのは水樹奈々とAqoursの二組だけです。何事も無かったらこの2組が2022年までに三度目の東京ドームに挑戦した可能性は高いと思われます。
水樹奈々は最初の東京ドーム公演が2011年12月、次が2016年4月と5年前後の周期で開催されています。これは丁度デビュー10周年、15周年に前後しており、デビュー20周年に当たる2020年末~2021年内辺りに3度目の東京ドーム公演があっても不思議ではありません。
一方Aqoursも2018年の最初の東京ドーム公演に続き、2020年から21年にかけてアニソン界では前人未踏となるドームツアーに挑戦する予定でした。その中では東京ドームですら公演の一つであり、実現すればまさに伝説となった事は間違いありません。そしてこのペースが続くならば、現実では「二度目」だった2022年の東京ドーム公演が「三度目」になった可能性も高いと思われます。
・LiSAの東京ドーム単独公演の可能性はあるか
2019年の時点でLiSAは西武ドームを含むアリーナツアーを発表しており紅白歌合戦に初出場する等、アニソンシンガーとしては頂点、アニソン歌手全体で言ってもトップクラスの存在でした。そして2020年、鬼滅ブームとともにレコード大賞を受賞、アニソン界の伝説となったのは皆さん承知の通りです。
ではLiSAの東京ドーム単独公演の可能性はあるか、となると微妙な所です。何故なら鬼滅ブーム自体がコロナの影響による社会の閉塞感に対する希望の側面もあり、コロナが無かった世界で鬼滅が社会全体を巻き込む現象となるかと言われると難しいと思われます。
と言っても鬼滅ブームそのものは2019年から始まっており(そうでなければLiSAが紅白に出るわけがない)、コロナが無くても無限列車編は400億とまで行かなくても一般人でも見に行くレベルの人気作にはなると思われますし、LiSAと「炎」が2020年のレコード大賞を取る可能性も高いと思われます(そこまでの対抗馬がいなかった事もありますが)。そうなった場合その翌年、LiSAにとってソロデビュー10周年に当たる2021年に東京ドーム単独公演が開催される可能性はあるのでしょうか。自分の予想は五分五分です。
実はSACRA MUSICはかなり箱選びを慎重にやっています。Trysailは17年の横浜アリーナ以上の規模の箱を選んだことは無く5年以上8000~1万の箱が最大級、藍井エイルは15年の初の武道館後7年かけてようやく今年横浜アリーナ、LiSAも2020年のアリーナツアーの実質的振替公演である2021年のツアーでは西武ドームを入れず・・・とかなり慎重です。ただ「コロナの無かった世界の2020年の鬼滅ブーム」という好機を逃すとも考えにくいので、ワンチャンあるのではないでしょうか?
・人気作品コンテンツのドームライブが常態化
見てわかる通り(二度目)、西武ドーム以上の規模の会場で単独公演を開催出来るアニソン歌手は大半が作品コンテンツのユニットであり、ソロアーティストで開催したのは水樹、予定があったのが宮野真守とLiSAだけです。うたプリやデレマスが1年に1回ぐらいのペースでドーム公演を開催しているように、一度西武ドーム公演を開催した作品ユニットはドーム公演が定期化する可能性が高いと思われます。
そしてコンテンツ別の関係シリーズもドーム単独公演が増えていくと思われます。実際、ラブライブシリーズでは2021年から虹ヶ咲が2年連続のドーム公演を開催していますしLiella!も既に2023年の西武ドーム公演が決定しています。虹ヶ咲の場合2022年の京セラドーム大阪公演は社会情勢の影響を考えた会場選びという事も考えられますが2021年の西武ドーム公演は時期的にコロナ禍以前からの決定と思われますので、ほぼ確実かと思われます。またその後のライブもより規模が大きくなる可能性もあります。
他にも会場の規模拡大がラブライブと比較して遅いアイマスシリーズの場合は2020年にようやく2ndライブの予定だったシャニマスは兎も角2020年に7thライブまで開催予定だったミリオンライブは西武ドーム単独公演を視野に入れていてもおかしくありません。他にもバンドリも合同ライブではなくバンドごとの単独ドーム公演が開催されている可能性はあります。
現在もアニソン業界でドーム公演を出来るのは片手の指が余る程度のソロアーティストとそれに対しては比較的多い作品ユニットだけでありますが、この格差がさらに拡大する可能性は高いと思われます。
・・・つまり2020年以降もそれ以前の社会が続いていれば、アニソン歌手のドームライブは発表されていないものも含めて今以上に開催された事はほぼ確実と思われます。失われたものが多すぎました。
4:西武ドームについての持論
上記の表を見ればわかるように、アニソン界のドームライブの会場の大半が西武ドームで開催されています。一方で西武ドームは訪れる観客からの評判は必ずしも良くありません。それについてはいくつかの点があります。
・アクセスの悪さ
西武ドームのアクセスについて、お世辞にもいい会場とは言えません。最寄り駅である西部球場前駅から山手線の最寄り駅である池袋駅までのアクセスは約35~45分、さらに池袋~東京間は路線にもよりますが20分前後の時間がかかります。もちろんこれは乗り換えを含みません。つまり東京駅までどんなに順調に行っても1時間以上の時間がかかります。これについてはこのブログを読んでおり、自分よりも何度も西武ドームに足を運んでいる皆様の方が詳しいと思われますが。
日曜日にイベントが開催されると仮定します。この場合東京始発の新幹線の終電は、新神戸で8時54分、新大阪・京都で9時24分、名古屋で10時3分、静岡で10時12分となります。西武ドームで開催されるイベントでこれに間に合うためには1時間以上の余裕をもって会場を出なければなりません。そして西武ドームで開催される大規模イベントともなれば3~4時間以上の長時間開催が当たり前かつ、開演時間も早くて4時ぐらいのものが殆どです。つまり公演終了までいる場合、終電に間に合わない可能性が高くなります。
もちろんこれは終演後の規制退場及びドームを出てから西武球場前駅までの混雑*8を考慮に入れていません。また西武球場前駅も駅に入ってから改札までの距離が短く、人が溜まりやすい構造になっているのも欠点です。
・会場周辺の環境
西武ドームは埼玉県西部、東京都との境目にある狭山丘陵に位置しています。周辺には狭山湖や多摩湖といった人口の貯水湖、森林等が広がっています。そして周辺にはいくつかの飲食店はありますが、大規模商業施設は存在しません。
ドーム球場や大規模アリーナは開催されるイベントのために訪れる人を顧客とした施設が周辺に併設されています。たとえば東京ドームは遊園地や飲食店等様々な施設を併設している東京ドームシティの中核施設であり、他のドームも周辺にショッピングモールが併設されています。他にもさいたまスーパーアリーナはすぐ近くのたまありタウンや駅の逆側のコクーンシティ、横浜アリーナは新横浜駅の駅ビルであるキュービックプラザ新横浜、幕張メッセは海浜幕張周辺のショッピングモールや日本最大規模のイオンモール幕張新都心があります。日本武道館や代々木第一体育館のように大規模施設が無くとも、都心の会場はすぐ近くにコンビニや飲食店、様々な施設があるため特に時間に困る事はありません。
一方西武ドームはコンビニが駅前に一つ、飲食店も徒歩圏内には両手の指で数えられるぐらいしかありません。また時間を潰せるような施設も特にありません。一方会場内に入ってからの球場グルメは豊富にありますが、イベント開催時期によっては(特に昨今は)店が開いていない事もあります。
他会場にあるこういった施設を必要とする場合、西武球場前駅から4駅前の所沢駅まで戻らなければなりません。
・壁の無いドーム
西武ドームが他の五大ドームと異なる最大の点は、壁が無い事です。駅名からもわかる通り、西武ドームはかつて西武球場というスタジアムであり、屋根はありませんでした。一方設計段階から屋根を設置する想定はしていたため屋根を取り付ける事が出来るような設計がされており、二度の工事の末1999年にドーム化の改装工事が完了した事で「西武ドーム」として再開場しました。しかし壁を作らずスタンド最上部に柱を設置、ドーム部分を支えるという他球場と異なる構造でドーム化が行われた事により、外の空気が直接流れ込む構造となっています。
そして西武ドームの位置する狭山丘陵は文字通り山地に位置しており、秋後半から初春の時期には平均気温10度台前半、夏の時期には30度台が当たり前となる気温が観客と出演者を直撃します。さらに壁が無いので荒天時は強風や雨も入って来る事があり、最悪の場合野球やイベントが雨天中止となる事もあります。ドームとは。ついでに虫もやって来る事もあり、舞台裏やイベント感想で虫に逃げ惑う女性出演者の話を聞く事もあります。
一方で壁が無い事が利点となる事もあります。短い時期とはいえ丁度良い気候の時期には快適な会場である事は事実ですし、外から差し込む夕焼けや景色にうつる星空は他のドームには出来ない最高な自然の演出となります。
また壁が無く空調設備等で外気を取り入れる必要が無いため、ここ数年のコロナ禍の問題点である空気の交換においてはかなりの利点となります。アニソン業界において2020年3月以降初となる1万人以上を動員した虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の3rd Liveがこの西武ドームとなったのも必然でしょう。
それでも西武ドームが重宝される理由には、キャパに対する利用料金の安さがあります。西部ドームのライブ会場使用時のキャパは約4万人ですが、首都圏のライブ会場でこれと同規模かつ屋根があるのはさいたまスーパーアリーナ・スタジアムモードぐらいです。こちらのライブ会場使用時のキャパは約2万8千人です。しかし休日の利用料金は西武ドームの990万円に対してSSAスタジアムモードは1210万円と、SSAの方が2割高くなります。ちなみに西武ドームの利用料金に平日・休日の区別はありません。
さらにSSAスタジアムモードは利用するためにアリーナモードから1日かけて変形させる必要があります。当然この作業の料金も負担しなければなりません。つまり同規模のライブを開催するだけでも、SSAスタジアムモードは1日余計に料金を払わなければなりません。また会場の設営についてですが、SSAスタジアムモードの設営・撤去等には平日で550万円かかります。一方西武ドームの設営・撤去等は利用料金の半額、495万円となります。
仮に金曜に設営・リハーサル、土日にライブ本番、月曜に撤去となった場合(実際にこんな杜撰なスケジュールにはならないでしょうが)、それぞれの基本利用料金はこうなります。
西武ドーム:990万円(本番当日)×2+495万円×2(設営日+撤去日)=2970万円
SSAスタジアムモード:1210万円(本番当日)×2+550万円×2(設営日+撤去日)=3520万円
こう見ると基本料金だけでSSAスタジアムモードが550万円高くなります。しかもこれはスタジアムモードへの変形にかかる費用を含んでいません。
さらにどこの会場もそうですが、控室や各種設備。備品など一つ一つに料金がかかります。これについては詳細は省くので公式HPを見ていただきたいと思いますが、これらの設備については西武ドームの方が高くなっています。また西武ドームだけの費用として、物販手数料としてCDやグッズの売り上げの12%を徴収する事もあります。
とはいえSSAよりも西武ドームが選ばれるのは相対的に西武ドームの方が得であるからでしょう。何しろ人気のコンテンツやアーティストほど、キャパの多い西武ドームの方が客を呼べます。どちらの会場でも満員にできるアーティストならば、チケット代が同じ場合西武ドームの方がチケット1万枚分以上売り上げが高くなります。
この数年間、SSAスタジアムモードを使用するのは埼玉県・さいたま市が後援となっているアニサマを除けば、水樹奈々やラブライブ等運営に余裕のある大人気アーティスト・コンテンツか、fripSide(Phase2)のファイナルライブなど記念的なライブぐらいです。
西武ドームが選ばれる理由としては、競合相手である同規模の会場がSSAスタジアムモードぐらいしかなく、利用料金という面では比較的リーズナブルである点があります。2020年代になってから首都圏には次々とアリーナクラスの会場が建設され、さらに多くの会場が計画されています。しかし3万人規模のキャパの会場は未だ計画されていません。今後も西武ドームが運営にとって便利な会場として重宝される流れは続くと思われます。
・・・現地に赴く身としては色々と思う所がありますが()
ちなみに東京ドーム、西武ドーム、SSAスタジアムモードの利用料金(休日)を比較すると以下のようになります。
会場 |
最大キャパ |
利用料金 |
1人当たりに対する利用料金(利用料金/最大キャパ) |
東京ドーム |
約5万5千人 |
1980万円 |
360万円 |
約4万人 |
990万円 |
247.5万円 |
|
SSAスタジアムモード |
約2万8千人 |
1210万円 |
432.1万円 |
5:まとめ
2022年の西武ドームで開催された(予定含む)のアニソンライブは11公演となり、2020年に予定されていた同会場でのライブ回数である15公演に追いつきつつあります。また年に一度は東京ドームや他のドームでのライブも開催される等、アニソンライブの規模はコロナ禍前に戻りつつあります。
またここ数年のドーム・スタジアムでの単独ライブは作品ユニットの単独公演や作品ユニット中心のアニソンフェスのみであり、今のアニソン界が作品ユニット主体になりつつあることもわかります。
一方2020年以降予定されていたドームライブが中止・延期になった後再度のドームライブの予定が出ていないアーティストも多くおり、これらのアーティストがリベンジに成功する事で更なるアニソン業界の飛躍も期待されています。
現在の所、2023年に予定されているアニソン関係のドーム・スタジアムライブは2回・4公演のみですが、これから次々とライブの予定が発表される事は間違いないでしょう。
未だ一般社会・アニソンライブの完全正常化には程遠い状況ではありますが、ドーム・スタジアムライブの復活・更なる拡大は今のアニソンによっての大きな希望となるはずです。
今回も読んでいただきありがとうございました。次回の記事もどうかよろしくお願いします。
*1:アイドルマスター、アイドルマスターシンデレラガールズ、アイドルマスターミリオンライブ
*2:ST☆RISH、 QUARTET NIGHT、 HE★VENS
*3:TRIGGER、 Re:vale
*4:TRIGGER、 Re:vale、ZOOL
*5:ST☆RISH、 QUARTET NIGHT、 HE★VENS
*6:ST☆RISH、 QUARTET NIGHT、 HE★VENS
*7:アイドルマスター、アイドルマスターシンデレラガールズ、アイドルマスターミリオンライブ、アイドルマスターSide M、アイドルマスターシャイニーカラーズ
*8:状況によっては駅に到着するまで30分以上かかる場合もある