前回の最後に「次回はアニサマ15周年企画の記事です」と書いたな、あれは嘘だ。
さて、本日夜11時から2021年2月27日（土）、28日（日）に開催される「リスアニ! LIVE 2021」の出演者等詳細発表があります。昨年から約1年1ヶ月ぶりとなる今回の「リスアニ! LIVE」、アレが流行る前の最後の大規模アニソンフェスであり（それから2月末までいくつか大規模アニソンライブはありましたが）、それから現在まで数えきれない数のフェスが中止・延期となった中久しぶりの有観客大規模アニソンフェスとなります（一応出演者未発表であるバンナムフェスを除く）。
まず気になるのは誰が出るのかですが、最初に今までの「リスアニ! LIVE」の歴代出演アーティストをレーベル別に纏めてみました。初回である2010年は昼夜2回回しで重複出演していたアーティストは出演1回にまとめており、「リスアニ! CIRCUIT」や「リスアニ! ナイト」、海外公演などは別にしています。また現在活動休止や解散、レーベルの移籍等で出演可能性が現在ほぼ無いアーティストは斜線、リスアニでのトリ経験者は太字にしています。
・ソニー系列
Kalafina（10、11、13、14、15、17）
9nine（10）
戸松遥（10）
高垣彩陽（10）
earthmind（11）
FLOW（11、13、17、18）
LiSA（11、13、14、15、16、17、19、20）
藍井エイル（13、14、15、16、20）
澤野弘之 [nZk]（14）
春奈るな（14、17）
GARNiDELiA（15、17、18、19）
ClariS（15、18、20）
綾野ましろ(16、17、18)
Aimer(16)
TrySail(16、17、18、19、20)
CHiCO with HoneyWorks（17、18、19、20）
さユり（18）
PENGUIN RESEARCH（19）
ASCA（19）
三月のパンタシア（19）
ReoNa（19、20）
halca（19、20）
スピラ・スピカ（20）
・NBC系列
川田まみ（10、11、13、14、16）
黒崎真音（10、11、13、15、17、20）
fripSide（14、15、16、18、20）
南條愛乃（17）
やなぎなぎ（19）
・フライングドッグ系列
南里侑香（11）
中島愛（13、18）
May'n（18、19、20）
JUNNA（19）
鈴木みのり（19）
諸星すみれ（20）
・ワーナー系列
ALTIMA（11、14）
早見沙織(16、18)
分島花音(16)
岸田教団&THE明星ロケッツ（17、20）
sajou no hana（20）
・ランティス系列
茅原実里（10、16、18）
飛蘭（10）
入野自由（11）
スフィア（11、13、14、15、16、17、20）
OLDCODEX（13、14、18）
GRANRODEO（13）
μ's（14）
ZAQ（15）
fhána(16、17)
田所あずさ（17、19）
アイドルマスター ミリオンライブ!ミリオンスターズ（18、19）
アイドルマスターSideM（19）
・ポニーキャニオン系列
竹達彩奈（13）
日笠陽子（14）
三森すずこ（15、17、20）
内田真礼(16、18)
・キングレコード系列
喜多村英梨（13）
angela（15）
水瀬いのり（17、18、19）
宮野真守（19）
小倉唯（20）
・その他
Girls Dead Monster Starring LiSA（10）：Key Sounds Label
アイドルマスター 765プロオールスターズ（11、13、20）：日本コロムビア
UNISON SQUARE GARDEN（11、13）：トイズファクトリー
アイドルマスター シンデレラガールズ（14、15）：日本コロムビア
小松未可子（14、18）：キングレコード→トイズファクトリー
新田恵海（15）：ブシロードミュージック（当時）
THE IDOLM@STER THREE STARS!!!(16)：イベント限定のアイドルマスターシリーズユニット、ユニット内では765プロとシンデレラが日本コロムビア、ミリオンがランティス
これを見る通り、圧倒的にソニーが強いです。毎年半数近い出演者及びトリ経験者13組6組がソニー系列です。またレギュラー化している出演者も多く、LiSAやTrysail、 CHiCO with HoneyWorksのように初出演後ほぼ毎年出演しているアーティストも多くいます。これは以前の記事でも言及した通りリスアニ!の出版社がソニー系列であるためですが、他にもリスアニには出演傾向が多いレーベルがあります。
NBCはfripSideや黒崎真音、既に引退しましたが川田まみがレギュラー化しており、NBCに再移籍したKOTOKOを含めるとソニーに次ぐ3組がトリ経験者です。
また近年出演枠が拡大しているフライングドッグやワーナー、少数ながらほぼ毎年1組は出演しているポニーキャニオンもいます。
一方アニサマの主要レーベルであるランティスは毎年数組出演しているもののランティスとソニーの合同レーベルであるGloryHeavenに所属しているスフィアを除けばレギュラー出演者はほぼおらず、キングレコード系列も毎年1組出演しているものの水瀬いのりを除けば1回のみ出演である等、アニサマとは多少差別化されています。KADOKAWAやエイベックス、アイドルマスター以外の日本コロムビアのアーティストに至っては一切出演していません。
またコンテンツという面ではアイドルマスターシリーズは17年を除いて毎年どれかのシリーズかが出演しており、16年にはトリを務めています。
次に去年の出演者を振り替えてみましょう。
2月8日「SATURDAY STAGE」
・岸田教団&THE明星ロケッツ：（ワーナー）
・スピラ・スピカ：（ソニー）
・sajou no hana（UPCOMING ARTIST）：（ワーナー）
2月9日「SUNDAY STAGE」
・アイドルマスター 765プロオールスターズ：（日本コロムビア）
・スフィア：（ランティス）
・halca：（ソニー）
・May'n：（フライングドッグ）
・LiSA：（ソニー）
・諸星すみれ（UPCOMING ARTIST）：（フライングドッグ）
出演者数：2日間合計17組
ソニー：8組
ワーナー：2組
フライングドッグ：2組
ランティス；1組
日本コロムビア：1組
キングレコード：1組
この通り過半数の出演者がソニーであり、ランティスからの出演者であるスフィアもソニー関係者です。そして他のレーベルは1～2組程度です。
そして今年も大きく変わる事は無いと思われます。何故ならリスアニ!Liveは2017年から19年の3日間開催体制を取っていましたが2020年に2日間開催体制に戻り、今年も同じ体制です。違うのは去年は例年の会場であった日本武道館が改修工事中であったため幕張メッセイベントホールでの開催となりましたが、今年は工事が終了したため再び日本武道館での開催になるという事だけです。この武道館での2日間開催は2016年以来です。
それでは肝心の「リスアニ! LIVE 2021」の出演者を予想してみました。出演者数は土日それぞれ7組＋新人の「UPCOMING ARTIST」1組の合計8組と予想しました。それではご覧ください。
2月27日「SATURDAY STAGE」
・井口裕香：（ワーナー）
・中島愛：（フライングドッグ）
・ReoNa：（ソニー）
2月28日「SUNDAY STAGE」
・鈴木みのり：（フライングドッグ）
・LiSA：（ソニー）
・鬼頭明里（UPCOMING ARTIST）：（ポニーキャニオン）
出演者数：2日間合計16組
ソニー：8組
NBC：2組
フライングドッグ：2組
ワーナー：1組
ランティス：1組
キングレコード：1組
まずはレギュラー出演者からはエイル、トラセ、LiSA、ハニワ、fsの5組。この5組は出演可能性が高いと思われますが、抜ける可能性があるのは延期になっていたアコースティックツアーの最中で忙しいLiSAと新規タイアップの予定が無く日曜日には天さんがイベントに出演するトラセ。その分別のソニー系アーティストが来る可能性はあります。
他に昨年から引き続き出演すると予想したのはベストアルバムを出したClariSとソニーから推されているReoNa。他のソニー枠としては2018年のUPCOMING ARTISTからの昇格でASCA。タイアップも豊富なので十分かと。
例年のフライングドッグ枠には比較的安定してタイアップが貰えておりキャラソンベストも出した中島愛と、UPCOMING ARTISTからの昇格でこちらもタイアップが安定している鈴木みのり。ワーナー枠があれば井口が初出演と予想。前回出演した2組は新規タイアップが無く、それ以外のアーティストでは一番アニタイが豊富なので。NBCはfsに加えベストアルバム2つと新規タイアップがあるKOTOKOが来ると予想。まだ歌っていないアニタイも多いので是非とも聴きたい。
ランティス＆アイマス枠ではシャニマスが初出演。アイマスでは15周年でFivestars!!!!!としてオールスター出演の可能性もあるのですが、自前の方に温存しておく方がありえると思うので。キングレコード枠では本人名義では出演した事が無い上坂すみれ。リスアニは女性アーティストメインですし、流石に水樹奈々はないかなーと。
UPCOMING ARTIST枠ではソニーから楠木ともり、ポニーキャニオン枠も兼ねて鬼頭明里。普通に出演しても違和感は無いと思うのですが、初出演ならばUP枠かと。どっちも虹なのは偶然だぞ。
ちなみに次点候補としてはソニーからはhalcaやスピラ・スピカが引き続き出演、AimerやPENGUIN RESEARCH、綾野ましろやFLOWが復帰出演する事が考えられます。とにかくソニー枠は候補が多いので。
NBC枠ではやなぎなぎか南條愛乃が入れ替え候補。黒崎は新アニタイが1曲だけなので1年寝かすかなーと。フライングドッグは東山奈央か安野希世乃が入れ替え候補。東山は日曜日にイベ、安野はここ1年の新規タイが無いので次点にしました。JUNNAのUP枠からの昇格も考えましたが前回からの新規タイが1曲だけなので可能性は少ないかと。今年May'nを入れなかったのはそれ以上にタイアップが少なかったためです。
ポニーキャニオンでUP枠以外から出すなら前回から新規タイが複数ある内田真礼と予想。ただ2以上枠がある可能性は低いと判断したので載せませんでした。アイマス以外のランティスからの出演は1枠あるかないかな上に所属アーティストが多すぎるので予測不可能。復帰出演があるならオルドコかころあずかと。
ちなみに自分の予想、半分は当たると予想しています。
さてもう一つ気になるのは開催方式がどうなるかです。この社会情勢では席数が半分での開催となるのがほぼ確実となるため、チケット争奪戦は激戦になる事は確実です。リアルライブが少しずつ再開されてから、座席を半減させた有観客＋配信（後日アーカイブ配信含む）が現在の主流となっています。リスアニは開催後に「MUSIC ON! TV」や「GYAO」で無料・有料で一部放送・配信をしていますがこのご時世、リアルタイムでのネット配信を行う可能性も高いと思われます。一身上の都合で日曜しか行けない身としては、配信してくれると嬉しいのですが（）･･･ともかく行かれるからは感染対策をしっかりして、気をつけて出かけてください。
今回もご覧くださってありがとうございました。この後の「リスアニ! LIVE 2021」の発表、何がどうなるかはわかりませんが、まずは期待も持って画面の前で待機しましょう。
･･･次回は本当の本当にアニサマ15周年企画の記事だからな！本当だぞ！（フラグ
