一見野郎のこれは個人の感想です

こちらは私、一見野郎が周りに気を適当に使いつつアニメ・アニソン・読書等の雑談をするブログです。

リスアニ! LIVE 2020 「SUNDAY STAGE」に行ってきた

 

シンデレラ7th大阪楽しかったですね!(挨拶)

私は運よくアリーナBブロックの前列(全体を合わせても20列目ぐらい?)という神席を引けたので最高のライブでした。ありがとうアソビストア様。炎の演出って本当に熱いのね!

いやぁそれにしても大橋彩香さんのHOT LIMITには驚きましたね!完全に島村卯月の声で歌いながらダンスもして風を受けるという・・・思わず振りコピもしてしまいました、きっとこれは今年のバンナムフェスへの布告に違いない!

 

 

・・・リスアニの話をしましょう。ちな今年も予想記事で登場順や曲が的中した所は青字にしてあります。

イベントの詳細は前回纏めましたので省略。今年もフライヤーは冊子型にまとめてありました。有能。よそも見習ってどうぞ。席はかなり後ろの方でしたがまあ知っていたのでノーダメ。ステージは普通に見られますので問題無し。

そうこうしているうちに開演時間の4時に(やっぱり遅いな)。毎年恒例の出演者紹介兼カウントの盛り上がるTVRが流れ出演者の影の数からトップバッターを察した客席から歓声が上がる中ライブがスタート!そのトップバッターはこのアーティスト!

 

1:スフィア

 

01:Miracle shooter

02:Sign:特撮ドラマ「ウルトラマンタイガ」後期ED

03:GENESIS ARIA:TVアニメ「アラタカンガタリ革神語」OP

04:MOON SIGNAL:TVアニメ「おとめ妖怪 ざくろ」OP

 

トップバッターはアニソン界のベテランアイドルであるスフィア!予想的中!リスアニと言えばスフィアと言っても過言ではないヘッドライナーの帰還に最初から会場は一気に盛り上がる!スフィアは毎年干支に因んだ衣装にしているという事でネズミの衣装を着ていたのです。だがMCで「ハハッ」とかやるのはやめろォ!いまどきそのぐらいのことはネタにしかならないのはわかっているがやめろォ!

セトリ的にも「Miracle shooter」から始まり最新曲の「Sign」、リスアニでは頻度の高い「GENESIS ARIA」、そしてスフィアのアンセムである「MOON SIGNAL」とかなり盛り上がる構成。おかげで4曲で終わった時は残念な声が結構聴かれたよ!いや確かに4曲はリスアニではかなり少なめ(アニサマ換算だと2曲、下手すると1曲レベル)だけど!もっと聴きたかったけど!だがこの後我が身を振り返ると1曲でも多いと終電に間に合わなかったのでいいとしよう!(何だ

 

2:小倉唯

 

05:Destiny:TVアニメ「Z/X Code reunion」OP

06:Future Strike:TVアニメ「ViVid Strike!」OP

07:ドキドキラビリンス

08:Baby Sweet Berry Love:TVアニメ「変態王子と笑わない猫。」ED

09:I・LOVE・YOU!!

 

はいかわいいのバイオレンス。唯ちゃんマジグンマーが生んだ天使

「Destiny」に「Future Strike」とかっこいい曲でいきなり殴りかかり、「ドキドキラビリンス」でダンサーを火k連れてバリバリにキレッキレなダンスを魅せつつ、アンセムである「Baby Sweet Berry Love(バンドリの曲だあああああああああああああ)で最高潮に盛り上げつつ、新曲を最後に持って行って宣伝・・・もといアニタイだけではない魅力をアピール。

様々な魅力を持つ彼女ですがそれを魅せる事が出来るのは元々の彼女自身のステータスの高さ、それをさらに高めさせる努力なのだと改めて思いました。MCだと今日はハンドマイクだったけど全力だとこんなものじゃない(意訳)と言っていたが過言ではないパフォーマンスでした。キングのトリニティは3人とも全く違うタイプでそれぞれの個性が際立ち推せるわー。ちなみに「Future Strike」の長イントロ無しは初めて聴いたけどこれライブ終盤に強めの曲連打したら一気に盛り上がるやつだこれー。フェスで1~3曲の時に長イントロ版にして溜めからの爆発する盛り上がりもいいけどこっちもいいやつやこれー。

あと体細いなオイ!もうすこし増やさないと心配になるぞ!

 

 

3:halca

 

10:キミの隣:TVアニメ「ヲタクに恋は難しい」ED

11:サカナイトデイズ:TV番組「LisAni!NAVI」OP

12:放課後のリバティ:TVアニメ「ぼくたちは勉強ができない!」2期ED

13:one another

14:センチメンタルクライシス:TVアニメ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」ED

 

2年連続、2度のhalca。頭と締めを二回目の披露となるアニタイを選び、中盤はノリのいい「サカナイトデイズ」に最新タイの「放課後のリバティ」がダンスフロアのような雰囲気を作り出した後でエモさ抜群の「one another」を送り込む。じっくりと聴かせジーンと染み渡らせる曲が目立つhalcaですが、それだけではないノリのいい曲もあるんだぞ、と思わせるライブでした。

MCでも去年はド緊張といった感じなのが今年は楽しみながら話して歌っていた印象が強く、時と経験が人を成長させていくのね・・・と感じました。SACRA MUSICもだんだん若手が育ってきていますが、halcaにこの後のReoNaとか将来が楽しみなアーティストが続々出てきますね。声優アーティストも大好きですが専業アニソンシンガーが育っていくのもいい事です。

 

4:ReoNa

 

15:forget-me-not:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」1部後期ED

16:黄金の輝き(原曲アーティスト:MAKI):ゲーム「Fate/stay night [Réalta Nua]」OP

17:虹の彼方に:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」1部後期挿入歌

18:Till the End:「ソードアート・オンライン」10周年テーマソング

 

噂では聞いていたけど、本当に個性的な人だ・・・某戦場カメラマンの人以来の喋り方だ・・・

まるで詩を絞り出して作り出していくようなMCはあまりにもゆったりとした時間で、それで1曲分はあるのではないかと思うぐらいに(

しかしアーティストとしての実力は本物。1曲目からいきなり代表曲「forget-me-not」を披露し力強さと美しさを感じさせたと思ったら、次のMCでの「長く愛される作品、『Fate/stay night』の・・・」での話でザワつく客席。

そして始まる「黄金の輝き」。優勝!!

予想記事でも触れてはみたのですが流石に無いよなーと思っていたのですがまさか聴けるとは・・・言えば叶う!(世間ではこういうのを逆神と言います)

1曲1曲ごとに短いMCを挟むので連続した盛り上がりと言うものは無いのですが、そんな事がどうでもいいほどの1曲1曲に深みがあり、MCでも必ず作品名を入れて曲について語るという丁寧さ。その歌唱力を含め、時々噛んだ時のリアクションや「じゃあな」とかのフレーズとか、万人受けのするタイプではないですが確実に一定のファン層を獲得し沼に沈める力を感じました。SAOのタイアップを含め、SACRAもこの娘を育てたい、それだけの実力があるんだというものを強く感じました。

 

 

5:諸星すみれ(UPCOMING ARTIST)

 

19:真っ白:TVアニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」OP

20:つむじかぜ:TVアニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」2期OP

21:初めての主役

 

二十歳にして芸歴十四年目の声優、そしてデビュー1年目の新人アーティスト、諸星すみれちゃん。ちょっとミスがあった事など感じさせない堂々としたステージでした。

犬フェス2よりも数倍大きなステージだったにも拘らず、あの時よりもしっかりしていたようでなによりだなぁ・・・と保護者目線に。

タイアップ曲は独特な雰囲気がある一方、「初めての主役」はわかりやすくアンセムになりそうな雰囲気。そういえばこれもハニワ曲でしたね。

 

6:ClariS

 

22:アリシア:TVアニメ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」ED

23:シグナル:ゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」

24:CLICK:TVアニメ「ニセコイ」OP

25:CheerS:TVアニメ「はたらく細胞」ED

26:reunion:TVアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」2期OP

 

「コネクト」や「ヒトリゴト」だけがClariSじゃないんだぜ!という気合すら感じたセトリです。

まずはマギレコから最新曲を2曲、さらに少し昔だけどフェスではけっこうレアな「CLICK」や「reunion」にアニメがヒットした「CheerS」。

実はタイアップ曲が既に20曲を超えまだ披露していないアニタイも結構ありますし、毎回「コネクト」を歌うのではなくこういった場で「そういえばこの曲まだ聴いてなかった!」というのをやってもらえるのは結構いいと思います。「CLICK」も「reunion」も実は6年以上前の曲と言う・・・ね(ブーメラン

ちなみに個人的にはアニサマよりも歌が上手に聞こえました。このぐらいの会場の規模が一番よく聞こえるのでしょうか。

 

7:アイドルマスター 765プロオールスターズ(中村繪里子若林直美たかはし智秋長谷川明子沼倉愛美

 

27:LEADER!!(全員):ゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」イメージソング

28:BRAVE STAR(中村、若林、たかはし)

29:KisS(長谷川、沼倉)

30:自分REST@RT(全員):TVアニメ「アイドルマスター」挿入歌

 

ベテランアイドル枠・その2。イントロからして「よし、歌マスだな!」と思わせておきながらのLEADER!!、とここからただの全体曲セトリでは終わらないな!?という予感をさせる選曲。その次の中村先生のMCで「リスアニライブならではの遊びをしていこうかと・・・」でそれが確信に変わる。

さあ一体何が来る?と身構えていた自分に放たれたのは「BRAVE STAR」! 正確に言うとゲームタイアップですらない曲を突っ込んでくる攻めの精神に応えるように盛り上がる会場!流石にかなりメジャーな曲とは言い難いしみんなが知っている曲というわけではないのですがそれ以上に巻き込んでいく盛り上がりは流石ベテランの貫禄でした。

続いて放たれた3の矢は「KisS」!人妻二人のこの曲はまずいですよ!ヤバいヤバい色気がヤバいこのブログに書くと規制されそうなぐらいヤバい!いやぁ攻め攻めの攻めなセトリですね・・・

そして次が最後の曲になるというMCに「ええええええ(ry)となる客席。スフィアの時も思ったけど4曲はリスアニとしてはけっこう少なめだなオイ!?まあ帰宅が難しくなるから結果オーライだったのだが!?(二度目)

しかしこれに対して「最後だからみんなわかってるよね!!やれるよね!!」「知ってる!!」と返せる中村繪里子の頼もしさよ。15年間走り続けてきたベテランアイドルのセンターは格が違った。これに応える「自分REST@RT」の盛り上がりよ。会場をオレンジに包むこの光こそ、アイドルマスターというコンテンツの力と絆の象徴だった。

今回のMCでも「渡さず繋ぐ」って言っていたけどこのベテランアイドル、後輩に座を譲る気がさらさらないな!(誉め言葉

 

8:May'n

 

31:Belief:TVアニメ「タブー・タトゥー」OP

32:Chase the world:TVアニメ「アクセル・ワールド」前期OP

33:全部大丈夫

34:graphite/diamond:TVアニメ「アズールレーン」OP

35:Shine A Light

 

マクロスだけがMay'nじゃない、と言わんばかりのセトリ。(二回目)

最初から「Belief」で会場を一気に盛り上がらせて、「Chase the world」で一気に勢いを加速させる。何度聞いてもいいよね、「Chase the world」。自分の推しの作品である事もあるけど、それ抜きにしてもいい曲。

さらに続くのはアルバム収録曲である「全部大丈夫」。優しさと力強さが共存する曲調がコールも相まって会場を一つにする。

そして続くのは最新曲「graphite/diamond」。打って変わって一気にパワフルな曲調で、会場も青い光と共に爆発したかのような熱気に包まれる。最後の曲は「Shine A Light」。アニメタイアップ曲では無いが明るく前を向くメッセージソングは最後を締めくくるにぴったりの曲でした。

繰り返しになってしまうがMay'nと言えばマクロス、という人はまだまだ多いだろう。しかし今回のステージはそれだけではない彼女のパワフルな点、フレンドリーな点、そしてアニメタイアップ曲は勿論な事、そうでない曲に至るまで様々な魅力を発見できたステージではないだろうか。

 

9:LiSA

 

36:だってアタシのヒーロー。:TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」2期後期ED

37:crossing field:TVアニメ「ソードアート・オンラインアインクラッド編OP

38:Crow Song:TVアニメ「Angel Beats!」挿入歌

39:一番の宝物:TVアニメ「Angel Beats!」挿入歌

40:unlasting:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」ED

41:ADAMAS:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」1部前期OP

42:紅蓮華:TVアニメ「鬼滅の刃」OP

 

自分がLiSAを見たのは2017年のアニサマ以来の時だった。この時は水樹奈々を残しての大トリ前という事もあり、文字通り全身全霊を込めたステージであり、水樹に引けを取らない見事なものであった。

それから2年半が経ったこのステージ、LiSAはアニソンだけでなく多くの外部のフェス、自身のライブ、そして多くのテレビ出演や紅白歌合戦と言った数多くの舞台を通過していき、最強のライブモンスターとなっていった。

1曲目の「だってアタシのヒーロー。」から最初から全力全開のステージがスタートし、コール&レスポンスも絶好調に決まる。続く2曲目には代表曲の一つ「crossing field」。もうこの勢いを止める必要など無い、と言わんばかりの大盛り上がりの中さらに続く3曲目は「Crow Song」。(バンドリの曲だあああああああああああああ)ソロデビュー以前、

Girls Dead Monster時代からの曲にAngel Beats10周年ということもありまるでもうラストの曲であるかのように熱くなる会場。

彼女自身もAB10周年、そしてリスアニ10周年というステージを意識していたようであり、この後のMCでも「私が初めて出演した10年前は、今日出演者されている方では戸松(遥)さんや高垣(彩陽)さん、今はお休みされているけど川田(まみ)さんやKalafinaさんもいて・・・」と話していて流石に場がざわつく。公の場でで触れる事がタブーに近い雰囲気があったKalafinaについてコメントし、さらに「今は休んでいる(これについては川田まみについてだけなのかもしれないけれど)」という表現を使った事について、救われた想いを抱いたのは自分だけではないはず。

さらに続く曲は同じくGirls Dead Monsterの「一番の宝物」。まさかの選曲に会場からは歓喜、驚愕、感嘆様々な感情が混ざった声が聞こえる中、2曲のバラードコーナーに入ります。これに続く「unlasting」との2曲の間はラストスパートに向けての溜めの時間であると同時に、音と無音から成り立つ空間。LiSAならば全部アップテンポな盛り上がる曲を選ぶことも出来るでしょうがあえてバラードをトリで選び、見事なステージを作り上げる。これだけでも彼女のアーティストとしてのレベルの高さが感じられます。

そして始まる最後のさらに最後のステージ。赤い照明とBGM、そしてステージに置かれた太鼓からあの曲が来るぞ・・・という雰囲気の中赤い衣装を纏ったLiSAが再登場し太鼓を叩き、ラストのラストのステージに突入。曲は勿論「ADAMAS」!

数多くのコールを織り交ぜながら会場の8000人が一つになりこれが最後でいいのではないかと思えるほどの盛り上がりを見せる。しかしながら、今年のLiSAはどうしてもこの曲を外すことは出来ない。外すことはありえない。最後の曲はもちろんこれ。紅白歌合戦をはじめとした数多くの番組で、そして多くのライブで歌われ彼女を新たなるステージに連れて行った曲、「紅蓮華」!

真紅に染まり全力全開の曲の中、クライマックスに銀テープが空を舞いライブは終わりを迎える。セットリストを見る通り、この日はLiSAの代表曲である「oath sign」や「Catch the Moment」、そして「Rising Hope」も無い。それにもかかわらずこれまでのステージを作り上げられることは、それほどレベルの高いアーティストになったという事であろう。

LiSAこそ最強のアニソンシンガー、こう言っても過言ではないであろう。

 

こうして今年のリスアニLiveは例年以上のボリューム、5時間越えの高密度ライブでありました。おかげで終演後海浜幕張ダッシュを強いられたんだ!やはり幕張で9時超えはきついね!でも来年は武道館に帰ってくるから大丈夫!多分!

さて今年もとても満足度が高かったリスアニですが、今年は意外性を強く感じました。「コネクト」や「READY!!」、「Rising Hope」やマクロス曲といった定番の曲を外した選曲や、例年のリスアニでも見られるノンタイ曲がもう少し多めに感じられました。

かといって期待外れという意味ではなく、定番曲ばかりではわからない新たなるアーティストの魅力が発見できたいいセットリストでした。アニソンフェスでこういうのは正しくないかもしれませんが、たまにはノンタイを聴くのもいいよね!

ここらで今回の感想は筆を置きたいと思います。今回も読んでくださってありがとうございました。

次回の更新は今問題になっているアレについて触れつつ、今年のイベントについてまた語っていきたいと思います。